桜田通「パートナーの過去は、苦しくても知りたい」 恋愛番組で感じた“役者の難しさ”と恋愛観

常に役と音楽のことを考えている。プライベートの時間がなくても苦しくない。

――桜田さんは俳優業・アーティスト業とマルチに活動しているかと思いますが、その相互作用はありますか?

桜田:俳優として現場で培った感情や役の価値観みたいなものを曲にしたこともあります。俳優はしんどいことも多いので、そこで溜まったストレスやフラストレーションを音楽のライブで解放して空っぽにするんです。そして今度は音楽でアウトプットしたものを役者としてもう一度インプットする。交互にやることによって自分を保てている部分もあると思います。

 僕はそのどちらもが仕事になっているのがラッキーだと思いますね。役者だけやっている方は、役者で煮詰まったものをプライベートで解消しなきゃいけないし、 逆に音楽だけやってる人たちも同じで。僕はその分、プライベートがないかもしれないのですが、両方とも良い意味で仕事だと思ってやっていない部分もあるので、プライベートの時間がなくても苦しくないというか。

―― そうやってご自身の中でバランスをちゃんと取られてるんですね。

桜田:もちろん家でゴロゴロするのもご飯食べてゆっくりするのも大好きです(笑)。でも、そんなときも四六時中音楽のことや役のことを考えていることが多くて、それがもう“日常”になっていますね。

――そんな桜田さんが、いま特に力を入れている活動は何でしょうか。

桜田:ファンクラブを発足してからは常にファンクラブファーストで取り組んでいます。いま、目の前にいる人たちを大切にすることはもちろん大事なんですが、その上でよりたくさんの人を巻き込んで感動を作っていく渦みたいなものが必要だと思っています。

 役者はもちろんですが、ファッションやビューティ系も好きなので、色んなところから自分を知っていただくチャンスを常に意識して生きているんですが、そのなかでもわかりやすくたくさんの人と直接向き合えるのは、やっぱり音楽かなと思っています。ライブで対峙できる人数が増えていけばいくほど、自分をさらけ出して伝え合って共有できる人が増えていくことでもあるので。僕自身もアーティストの方から勇気をもらって、ここまで生きてこられているので、ちょっとおこがましいですけど、自分も誰かにとって嫌なことが紛れたり勇気を与えられるような存在になれたら良いなと思っています。

ーー役者として、今後達成したいことはありますか?

桜田:20代中盤で映画『ラ』という作品に出会えて。しっかり時間もかけてすごく集中できて、現場も一丸となって作品づくりができるような恵まれた環境で、とても良い経験をさせていただきました。そんな環境に恵まれるには僕ももっと努力しなきゃいけないと思いますが、30代になって年齢も感受性も変化した自分で、それくらいにまたのめり込める作品と環境に出会えたら理想的だなと思います。

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