見取り図が明かした芸人内のマッチングアプリ事情とは? 「with」体験型イベントで知る自身の恋愛の価値観

 恋活・婚活マッチングサービスの「with」は、7月29日から8月7日の10日間、WITH HARAJUKUにて、「健恋診断」と称する体験型リアルイベントを開催する。開催に先立ち、28日に開かれたオープニングイベントでは、本イベントの実施背景の紹介やゲストのお笑い芸人・見取り図によるトークセッションが行われた。

 withの累計登録者数は約700万人、1日にマッチングする人数は約10万人に達するという。将来を見据えた、真剣な恋愛の提供を目指し、内面や価値観にフォーカスしていることを特徴としたサービスで、心理学統計学をベースとした、価値観や 生活診断、心理テストをユーザーに実施。累計2000万以上のデータを蓄積しながら、より高精度なマッチングを掲げ、高い満足度を得ていると株式会社withのPRマネージャー、吉田誠氏は語る。

 今回の「健恋診断」の実施背景に関して、吉田氏は「コロナ禍での生活の変化や多様化が進む中で、恋人やパートナーを選ぶ基準も変わってきました。外見やスペックなどではなく、内面や価値観を重視する傾向が、様々な調査結果からも明らかになっています。しかし、そんな傾向があるなか、多くの方が、そもそもご自身の価値観というものを把握していないことで、お付き合いを開始した後で、恋人との価値観に差が生じてしまうということが起きてしまっています。そこでまずは、ご自身の恋愛価値観を知っていただく機会として、今回この『健恋診断』というイベントを実施する運びとなりました」と話す。

「健恋診断」体験ブース

 「健恋診断」では5分で診断が可能で、ブースには3つの受診コースが用意されている。「事前診断」のブースでは約800人の男女による、「夏の恋愛において意見の割れやすい問題」についての回答を公開。自分と世間の価値観をすり合わせることができる。続いて「恋愛コミュニケーション診断」のブースでは「恋愛視力測定」「恋愛ウエイト測定」で自分の恋愛におけるコミュニケーションタイプを体験を通して知ることができる。最後の「恋愛パーソナリティ診断」では心理学に基づく全10問の質問から自分の性格や恋愛傾向を測定する。全ての診断を終えると、「あなたの恋愛価値観」という診断結果、そして診断にちなんだオリジナルアイテム「恋の処方箋」を受け取ることができる。

 トークセッションでは、お笑い芸人の見取り図の二人が“恋愛の先生”として白衣を身に着け登壇。本イベントにちなんだ恋愛の価値観についてのトークが繰り広げられた。

 「恋愛の価値観が合ってよかった。反対に合わなくて失敗したというエピソードは?」という質問に対し、別れそうになった恋人に好きなところを100個書いてきてと言われたという盛山。実際には110個書き出して彼女に伝えるも、ふられてしまったということで価値観が合わなかったのではないかと語る。自身を圧倒的なインドア派だとするリリーは、昔付き合っていた彼女がゴールデンウィークの混雑時にテーマパークに行きたいとねだられたことで価値観のズレを感じたという。

 続いて、恋に関する価値観の調査の中から、とくに二人が気になったものを選出し、ピックアップ。盛山が選んだのは、これから迎える夏のイベントのどんなシチュエーションで告白したいorされたいかというアンケート。自身がどういったシチュエーションで告白したいかについては「僕だったらやっぱり車の運転好きなんでドライブですかね。ふられて気まずい空気になったらすぐ降ろせますし(笑)。(アンケート結果1位の)花火大会の途中とかでふられたら洒落になんないですよ。そう考えたらやっぱりドライブですね。僕、カーシェアリングで、1ヶ月でマックス12万使ったことあるんで。嘘みたいに。もう車買えよってくらい借りたもの」と自身のドライブへの愛とともに話した。

 リリーが選んだのは「恋人と付き合う際に相手に求める条件」で、1位の結果は「金銭感覚」という結果に。「意外だった」と話すリリーに盛山が何だと思っていたのかを尋ねると「外に出ないことです。そういう価値観が合う人を探すことができるのがwithですから」と自身のインドアな性格を決して曲げなかった。

 異性との価値観について、どんな行動がNGかという質問には、「店員さんにため口とか嫌です。店員さんもですけど、 後輩とかにいきなりため口とかもマジで引いてしまいますね。 年齢とか関係なく、最初はやっぱり敬語にしてほしいです」と盛山。「家庭環境とか色々あるので、一概には言えないですけど、親をあんまり大事にしないのは嫌ですね。それが原因で別れたりもしました。 親の悪口とか思っても言わないでほしい。親を大事にする方がいいです」とそれぞれの意見を語った。

 また、芸能人の中でもマッチングアプリを使用する人が増えいることを受け、二人の周辺で使っている人はいるか?という質問に対し、芸人内で使っている人は多いと話す。「(マッチングアプリを使っている芸人は)結構います。勝手に言うのもあれなんですけど……あれZAZYちゃうかったっけ?ZAZYはちゃうか。すみません、(withのカラーである)ピンクに引っ張られました(笑)。でも、コンビ名も名前も出して、宣材写真も使ってマッチングアプリやっている人がいて、楽屋で騒ぎになってましたね。偽物臭プンプンするんですけど実は本人っていう(笑)」(盛山)と、リアルな芸人内でのマッチングアプリ事情を話してくれた。

(写真=withPRより)

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