ライカカメラ搭載スマホ『Xiaomi 12S Ultra』レビュー 1インチセンサーでどれだけ高画質に撮影できる?

 スマートフォン世界3位のシャオミから、老舗のカメラメーカーであるライカとコラボした強力なカメラを搭載したスマートフォン『Xiaomi 12S Ultra』が海外で発売になった。日本ではシャープの『AQUOS R6』や『AQUOS R7』がライカと協業しているが、Xiaomi 12S Ultraはカメラに寄せたデザインや撮影用に3つのカメラを搭載したことで、カメラフォンとしての魅力がより高まっている。

『Xiaomi 12S Ultra』

 基本スペックはチップセットに最新のSnapdragon 8+ Gen 1を搭載、メモリは8GBまたは12GB、ストレージは256GBまたは512GB。ディスプレイは6.73インチ3200x1440ピクセル、リフレッシュレートは1Hzから120Hzまでの可変式だ。フロントカメラは3200万画素、バッテリーは4860mAhで66Wの急速充電に対応、無線充電でも50Wと高速で、それぞれ41分、52分でゼロから満充電が可能である。なお中国での価格は8GB/256GBモデルが5999元(約14万3000円)となる。AQUOS R7の価格が20万円弱することを考えると割安感を覚えてしまう。

背面はカメラの目立つデザイン

 メインカメラは5000万画素でソニーIMX989センサーを搭載。これはデジカメと変わらぬ1インチという巨大なセンサーだ。手振れ補正にも対応し、手持ちでのビデオ撮影もブレを最小限に抑えられる。これに加え超広角カメラは4800万画素、望遠5倍カメラも4800万画素と3つのカメラすべてが高画質だ。なお望遠カメラはデジタルで最大120倍までに対応する。このカメラ部分は大きな円形のガラスの中に3つのカメラを配置したデザインになっており、ガラスの縁はゴールドのモール仕上げ。高級カメラを思わせるルックスだ。

大きな円形ガラスに覆われた3つのカメラ。いずれも高画質だ

 ディスプレイは角を落としたエッジディスプレイで、背面側も同様にカーブを描いた形状となっている。本体サイズは163.2 x 75 x 9.1mm、225gだがこの形状と相まって本体は持ちやすい。また背面がカメラのようなシボ仕上げのため握り心地も良く、カメラとして使うときも握りやすい。

背面のシボ仕上げはカメラのような風合いと握りやすさを両立

 OSはAndroid 12でシャオミ独自のMIUI 13を搭載。Android OSをカスタマイズしており、たとえばホーム画面を左までスワイプするとウィジェット風画面になるなど使いやすい。スマートフォンとしてのスペックは高性能であり、写真やビデオ編集も楽にこなしてくれる。Harman Kardonのステレオスピーカーも上下に配置し、音楽やビデオ再生用途にもいい感じだ。さらにハイエンドゲームのプレイも苦にならないだろう。とはいえXiaomi 12S Ultraの一番の売りはカメラ。カメラをメインとして使うユーザーにお勧めしたい。

スマートフォンとしての性能は申し分ない

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