ヒカル&はじめしゃちょー「総額5000万円」の規格外プレゼント企画を開始 姿勢で見せるYouTubeのトップランナーたち
YouTuberのヒカルとはじめしゃちょーが、総額約5,000万円に相当する「MacBook Pro」300台を大放出するプレゼント企画を実施し、大きな反響を呼んでいる。
事の発端は、昨年2021年8月15日にはじめしゃちょーのYouTubeチャンネルに公開された動画。本動画の中ではじめしゃちょーは、ヒカルの誕生日祝いとして1億円の摑み取り企画を実施した。摑み取りの方法は、ワイヤーに吊るされた状態で札束のプールに入り、両手で掴みこんだ現金をそのままプレゼントするというもの。ヒカルが獲得した金額は想定をはるかに上回り、5,007万円に達した。
この年、はじめしゃちょーがヒカルからもらった誕生日プレゼントは36万円するルイヴィトンのサイコロ。そのお返しとしてはさすがに高額過ぎるため、ヒカルは同年12月23日に公開した動画の中で、はじめしゃちょーに対し「めっちゃ迷惑」「返したい5,000万」と本音をぶちまけている。
とはいえ、はじめしゃちょーも一度贈った現金を、言われるままに回収して引き下がるようなタイプの人間ではない。そんなわけで、2人の間でこの5,000万円をどう有効活用するのかについて長らく議論が重ねられたようで、この度ついに使い道が明らかとなった。
2022年7月22日にヒカルのチャンネルに公開された「UUUMに呼ばれました」と題した動画でヒカルは、大手YouTuber事務所UUUMを訪問し、同事務所の看板YouTuberの一人であるはじめしゃちょーと合流。ヒカルが「色々話し合った結果、はじめしゃちょーは一番やりたかったこと。で、+α、視聴者に対して還元があったほうがいいというの込みで、一つの企画をしようとなりました。もう5,000万円、一気に使います」と説明すると、はじめしゃちょーは「これを超えることはないなって思うぐらいの企画になっています」と自信をのぞかせた。
そしてUUUMのスタジオへやってくると、そこには300台の「MacBook Pro」が15×20で長方形を描くようにズラリと並べられていた。圧巻の光景に、ヒカルは「作品やな。アートやなほぼ」としみじみ。一方、実質的な出資者であるはじめしゃちょーは「怖いっすよね。これだけあると」と笑うほかなかった。ちなみにはじめしゃちょーはこの動画がアップされた直後、Twitterに「こんな領収書見たことねえよ…」と一文を添えて「納品金額 51,084,000円」と明記された領収書を公開している。
応募方法は、ヒカルとはじめしゃちょーのアカウントをフォローした上で、プレゼント企画用ツイートをリツイートするというもの。反響はすさまじく、動画投稿から22時間あまりが経過した7月23日夕時点で既に68万リツイートに達している。
このように、5000万円を自分たちのために使うのではなく、視聴者のために還元するという結論に至り、具体的な行動に移せることこそ、2人が長くYouTubeのトップランナーとして君臨し続ける理由の一つと言えるのではないだろうか。