ハリセンボン・近藤春菜、“ステラおばさん”とまさかのコラボ 虎の子アイデアをYouTube企画へ
ハリセンボンの近藤春菜が、かねてよりそっくりだと評判の「ステラおばさん」とまさかのコラボを果たした。
近藤といえば、角野卓造をはじめ、カンニング竹山やマイケルムーア、スーザン・ボイル、シュレックなど「似ている」と言われる著名人・キャラクターが多いことで知られている。クッキー専門店「ステラおばさんのクッキー」のアイコンとしてお馴染みの「ステラおばさん」も、彼女のものまねレパートリーに名を連ねる一人。そんなゆかりの深いキャラクターをフィーチャーした「ステラおばさん検証」と銘打った企画が7月15日、16日に、ハリセンボンの公式YouTubeチャンネルに公開された動画にて実施された。
この企画は、「ステラおばさんじゃねーよ!」と日頃から口にしている近藤が本当にステラおばさんじゃないのか確かめるべく、「ステラおばさんのクッキー」の店頭に立ち、1時間以内にお客さんから「春菜さんですよね?」と声を掛けられるか否かを検証するというのだ。企画趣旨を説明した相方の箕輪はるかによると、お客さんから声を掛けられなければ、近藤はステラおばさんということになるらしい。
本企画は、「ステラおばさんのクッキー」の運営会社であるアントステラ全面協力のもと行われた。近藤は専用の制服&エプロンを身に付け、わざわざ研修まで受けた後、ステラおばさんのクッキー津田沼パルコ店へと降臨した。企画開始前は「店内に出た瞬間に『春菜さん』ってなると思う」と自信満々だった近藤。
けれども、制服があまりにも似合っていて店内に溶け込み過ぎたせいか、あるいは、キャップにマスクという判別にしにくい外見をしていたためか、待てど暮らせど気づかれない。「いらっしゃいませー。ステラおばさんのクッキーいかがでしょうかー?」と声を張り上げて試食を配るも状況は変わらず、「結構普通に働けてんのよ」「自分でも自分が誰だかわからなくなってきちゃってる」とアイデンティティを失いかける場面も。ついには、「『ステラおばさんじゃねーよ!』てもお馴染みのステラおばさんのクッキー、いかがでしょうか?」と特大のヒントを出すも、やはりスルーされていた。
しかし制限時間残り3分となったタイミングで、ついにある一人のお客さんから「春菜さんですよね?」と待ちに待った一言が発せられた。これにて本人が言う通り「ステラおばさんではない」ことが証明されたわけだが、箕輪は「ズルい手を使った」と近藤の声掛けの仕方に不満顔。そこで近藤は「もう1回どこかでリベンジさせて」と志願していた。
それにしても今回の企画、大掛かりで手の込んだ内容といい、大企業が全面的にバックアップしている点といい、地上波ゴールデン帯で放送されていてもおかしくないクオリティだ。そんな虎の子のアイデアをテレビ局に持っていくのではなく、登録者数4.08万人(7月18日時点)の公式YouTubeチャンネルで展開するあたり、ハリセンボンの2人が本気で同チャンネルを盛り上げようとしていることがうかがえる。
早くも第2弾が示唆された「ステラおばさん検証」だが、角野卓造、シュレックなど多種多様なキャラクターへの擬態が可能な近藤ゆえに、今回の企画を応用して様々な検証企画を行えそうだ。その辺にもまた期待していきたい。