Apple Carはミニバンのような形に? ハンドルやペダルはなく完全自動運転になる可能性
AppleのCEOであるTim Cook氏が最近、EV(電気自動車)と自動運転テクノロジーを追求することに関心を示した。
Apple Carなる新プロダクトが開発されているという噂は2014年頃からあったが、今後は「Apple Carは、あるか否か」ではなく、「Apple Carは、どのような車両なのか」が焦点になってくる。
同氏は「多くのことを自律でできる」と述べており、資金繰りに苦心しているEVスタートアップCanoo買収に動く可能性も伝えられている。もし買収が実現すれば、初代Apple Carは、広々としたインテリアのミニバンのような形になる可能性がある。ただ、消費者向けとライドシェア向けのどちらになるか、現時点ではっきりとしたことは分かっていない。
また、バッテリーを床部分に取り付けるEVプラットフォームを使用するとのこと。ディスプレイ、アプリ、スマホのインフォテインメントへの統合など、Apple開発のインテリアテクノロジーを随所に見ることになるだろう。完全自動運転の機能を備えており、ハンドルやペダルはないという。
時代の最先端を行っているというイメージのあるAppleだが、実は新しいテクノロジーにすぐさま飛びつくのではなく、しっかりと成熟するのを待つ傾向がある。これはiPhoneにも言えることだ。
Apple Carは2020年代のローンチを目指しているとされる。Appleが本気になれば、もっと早期にEVを投入することはできるはずだが、より未来的な仕様にこだわっている可能性も考えられる。
Apple Carがミニバンになると言われると、スティーブ・ジョブズ氏がAppleの創業資金を捻出するために売り叩いたワーゲンバスが、奇しくも思い起こされるのではないだろうか。
(画像=VRCout)
(source)
https://www.autotrader.ca/editorial/20220518/everything-we-know-about-the-apple-car-so-far/
https://vrscout.com/news/the-apple-car-could-feature-vr-technology-and-no-windows/