夏の必需品、ポータブルネックファン『F13』はスタイリッシュで身につけやすい より涼しくなる冷却機能も

ポータブルネックファン『F13』の使用感は?

■ボタンの操作がしやすい

 ボタンが1箇所のみのため、操作がしやすいと感じた。ヘッド部分に手を添えるとちょうど親指の位置にボタンがくるので、指先で探さなくて済むのだ。ボタンを押すだけで冷却パッドや風量の調整ができる点もありがたい。

■顔に風が直接当たらない

 気になる風量だが、レベル1は心地よい風という印象だ。そよかぜ程度と言っても良いかもしれない。レベル2になると肌に風が当たっているのが感じられて、レベル3になると少し強いと思うほどだ。屋外や真夏ではレベル3が心地よく感じられるのではないだろうか。また風が当たる部分だが、筆者の場合、顔ではなく首の方だった。顔の方が良いと言う人もいるだろうが、肌の乾燥が気になる人にとってはこの角度はちょうど良い。ヘッドの角度を変えると風が当たる首の部分が変わるが、顔に当たらないのは同じだった。これはアームの開き加減の関係だろう。

■冷却パッドはヒンヤリが持続する

 急速冷却ができる冷却パッドは、想像以上に冷たい。ヒンヤリというよりもヒヤッとする。真夏であれば、このヒヤッとが心地よく感じられるだろう。また冷たいものを首に当ててもすぐにヒンヤリ感がなくなるが、ポータブルネックファン『F13』の冷却パッドは冷たさが持続する。ずっと冷やしておきたい夏場にかなり役立つ機能ではないだろうか。

■ファンレスで髪が絡まらない

 一般的なネックファンの場合、髪が長い人はファンに絡まってしまうこともある。その点ポータブルネックファン『F13』はファンレスで、髪の絡まりの心配は無用。髪の長さに関係なく使える点も見逃せない点だ。さらに重さにも注目したい。重さは280gで、非常に軽い。首に何かをかけると肩こりが気になる人でも、負担にならない重さだろう(感じ方に個人差はある)。

■両手が使える

 もうひとつ魅力を伝えるならば、やはり両手が使えることだ。仕事や家事の時でも使えるし、ウォーキングなどの軽い運動の時、そしてスマホを使っている時でも涼しい風を送ることができる。防水ではないのでお風呂では使えないが、それ以外の日常生活では多くの場面で活躍する。

音は気になるのは否めない

 ポータブルネックファン『F13』で風を送ると、耳元で唸るような音がするのは否めない。レベル1ではあまり気にならないが、レベル2になるとやや騒がしい、そしてレベル3になるとかなり気になるほどの音量となる。自宅で使う分には良いけれど、公共の静かな場所で使うのは避けた方が良さそうだ。

 さらに、一般的なヘッドフォンほどの大きさなので、持ち運びを考えてしまう。バッグの中に入れるにしても、少々邪魔になってしまうだろう。そのような時には、バッグの持ち手にひっかけることで対応しよう。

 ポータブルネックファン『F13』は送風機能にプラスして冷却パッドも付いているので、暑い夏を乗り切るには最適なアイテムではないだろうか。またファンレスで髪の絡まりが気になる人でも使えたり、アームが伸びて帽子をかぶったままでもつけることができたりするなど、細かい気遣いがうかがえる。形もスタイリッシュなので、身につけても違和感がないのも使いやすさの1つだろう。

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