はなおでんがん・はなお、“共演NG?”だった同期 水溜りボンド・トミーと7年越しの初コラボ

 理系高学歴YouTuberコンビ・はなおでんがんが、同じくYouTuberコンビである水溜りボンドと7年越しの初コラボを果たした。ほぼ同期でありながらも、“共演NG”を感じさせるほど、これまで一切のコラボがなかった両者。その理由は、はなおとトミーの不仲(?)にあったようだ。

犬猿の仲? はなおとトミー因縁の対面

 今回、はなおにドッキリを仕掛ける形で、トミーと“サシ”で対面をさせることに成功。別室で、でんがんとカンタが見守る中、カメラが回っていることを唯一の救いに、両者ぎこちない会話を繰り広げた。

 ちなみに両者の活動開始時期は、はなおでんがんが約1カ月ほど早いものの、ほぼ同期と言える。しかし、この1カ月という微妙な差と、年齢もはなおが1歳上というのがまた、敬語を使うか使わないか問題を生み出しているのも事実だった。また、はなおでんがんが退所する昨年までは所属事務所も同じであり、これまでも事務所主催の「U-FES.」の楽屋などで会う機会自体はあったようだ。かろうじて、はなおとカンタが話すことはあれど、トミーとの距離感や仲が深まることはなかったようである。

 その理由の一つに、そもそものキャラクターの違いが浮き彫りとなった。例えるならば、トミーが教室の中心にいるガキ大将のような生徒であるとするならば、はなおは教室の隅でその光景を客観的に眺める勉強熱心な生徒のような……一生交わらない関係性なのである。

 また、数年前のトミーといえば、豪快な金銭感覚や仲間を引き連れるような、“東京”を手中に収めているオーラがクリエイター内にあったようで、はなおでんがんは大阪から出てきたこともあり、単純に恐かったという。

52組から生き残ったコンビ

【トランプ】52人でババ抜きしてみた

 7年前の活動開始当初には、すでにトップYouTuberであったはじめしゃちょーの動画に両コンビが出演している。動画は、駆け出しの若手YouTuber52組を集め、“ババ抜き”をするという企画だった。その中の52組から後に有名になり、生き残ったとも言えるのが、はなおでんがんと水溜りボンドだったわけだ。

 しかしその企画直後に、同期と感じていた水溜りボンドの登録者が1年間で急増。それを羨ましくも悔しく見ていたのが、はなおでんがんだったようだ。水溜りボンドが、勢いのあるFischer’s(フィッシャーズ)やアバンティーズらと次々にコラボし、人気YouTuber入りを果たしていくのを複雑な気持ちで見ていたからこそ、7年間という期間が空いてしまったようだ。

 しかし、トミーも大きな失敗をし、またイチからやり直そうと頑張っている現在。はなおからすると、そこに、人としての親近感を大きく持てるようになったという。今回のコラボは、トミーのキャラクターやスタンスが変化したからこそ、実現したものなのかもしれない。

 最後には、はなおから「お前たちと絡みたかったんだよ! ほんとは!」という本音も飛び出し、「トミーと仲良くなりたかった」という7年越しの思いも伝えることとなった。

 後日二人で食事に行く約束も果たした、はなおとトミー。今後、両者がコラボを頻繁に行う日も近いかもしれない。

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