野生爆弾・くっきー!、イタリアンスクーター「ベスパ」を自分色にカスタム 細部に宿る創意工夫と遊び心

 野生爆弾のくっきー!が、自前のイタリアンスクーター「ベスパ」をカスタムするYouTube動画を公開した。

 ギターや旧車など多彩な趣味を持ち、そのいずれにおいても個性的な芸風を反映したかのように独自のこだわりを見せるくっきー!。バイクもその旺盛な好奇心を満たす興味関心事の一つで、これまで自身のYouTubeチャンネルでは、愛機であるスズキ「GT38」、トライアンフ「TR-6 TROPHY」を披露している。

【新伊単車】くっきー!新車のベスパ公開! 

 1月1日公開の動画でくっきー!は、東京・原宿の路地裏に、納車したばかりだというバカラグリーンの「ベスパ」に跨り、「ブロロロロ…」という特徴的なエンジン音を響かせながら颯爽と現れた。「人生で小型のバイクなんて乗ったことないから照れ臭い」と言いつつも、ヘッドライトのほかに飾りで3つのライトを備えるなど、既にらしさ溢れるカスタムが施されていた。

【改造単車】くっきー!ベスパカスタム経過報告

 そんなくっきー!のベスパが、3月18日に公開された「【改造単車】くっきー!ベスパカスタム経過報告」と題した動画にて、よりパワーアップした状態で再登場した。大きく変わった点の一つが、黄色のフォグランプを2つ搭載したこと。正面から見ると、ヘッドライト1つに、飾りのライトが3つ、そして、フォグランプが2つと、計6つのライト&ランプが独特な存在感を放っている。

 もう一つのこだわりポイントが、フォグランプの上にひょっこりと真っ赤なベルを覗かせる左に2つ、右に1つと計3個取り付けられたラッパ。足元に備えたポンプを鳴らすと音が出るようになっているものの、こちらもくっきー!曰く「ほぼ飾り」とのことだ。さらに車体の先端には、くっきー!が「ジュディオング大先生」と命名した女神像が翼をはためかせていた。この女神像、バイクカスタム用の装飾ではなく、実は「トロフィーの上の部分」であり、それをネットで購入して取り付けたのだという。人によってはガラクタと言っても差し支えない無関係のオブジェをアレンジして、愛機のチャームにしてしまうあたり、創意工夫と遊び心を感じずにはいられない。

 このように、前方部分がずいぶんと賑やかになったくっきー!のベスパ。しかし、これでカスタムは終わらない。くっきー!は「あとは後ろやな。前が賑やかなくせに後ろは地味やから」と言い、「まだやれることいっぱいあるわ」と口にしていた。今後、どんな独創的なカスタムが追加で施されていくのか。引き続き、注目したい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる