看護学生の味方? あるあるやモノマネ動画がTikTokでブレイクした“あぃりDX”の魅力とは
あぃりDXは元看護士で、広尾高校ダンス部に所属していたTikTokプロデューサー兼クリエイター。ダンス部や看護学生の周りで起こる、誇張したあるあるネタがTikTokやYouTubeショートで、学生を中心に人気を集めている。その他にも、悩んでいる人に向けて全身を使って全力でエールを送る動画も投稿しており、2月10日に行われた看護師国家試験を受ける人にも、エールを送っている。看護学生や視聴者の味方になってくれるあぃりDXの魅力に迫る。
@airidxdxdxdayo 看護師国家試験を受ける人へ送ってみよう🔥 #看護学生あるある #看護師国家試験 ♬ オリジナル楽曲 - あぃりDX🐟💓
あぃりDXの魅力は、頑張っている人の心に寄り添ってくれるところ。「看護師国家試験を受ける人へ送ってみよう」という動画は、TikTokで200万回再生。感動的なオルゴールのBGMに合わせ、看護師国家試験を受ける人の不安に寄り添った言葉を全力で全身を使って投げかけている。そして、最後に「アンタなら絶対看護師になれる!なれる!なれる!できる!ぶちかましていけぇ」と背中を押している。動画には、「これ見て大号泣しました残りの1ヶ月本気で頑張ります」「これ勉強する前に毎回見直そっと...モチベ爆上がりする」と、看護学生からのコメントが寄せられている。あぃりDXが全力で送ったエールは、看護師国家試験を受ける人たちに届いているようだ。看護学生や看護師時代から、このように多くの患者や働く仲間に寄り添い続けてきたのだろう。
しかし、あぃりDXといえばあるあるネタやものまねの印象が強いのではないだろうか。TikTokやYouTubeショートに数々のあるあるネタを投稿しているあぃりDX。あるあるネタに何度も登場する、特徴を捉えた個性溢れるキャラクターたちが印象的だ。看護主任(45歳独身)、優しくなさそうで優しい10年目の看護師、優しそうで優しくない5年目の看護師、看護学生の味方補助員さん、ダンス部の先輩、昔ヤンチャしてたともちゃんママ、ヒステリックな家庭科の先生など複数のキャラクターを、ウィッグをかぶったり、服装や声、話し方、表情を変えたりして演じ分けている。あぃりDXが生み出す特徴的でリアルなキャラクターたちが、視聴者の共感や笑いを誘う。それぞれのキャラクターを使い分けることで、視聴者を飽きさせず楽しませられるところもあぃりDXの魅力の一つだろう。
『あぃりDX看護専門学校』というYouTubeチャンネルも持ち、看護学生や看護師に寄り添う動画を投稿しているあいりDX。「看護学校に入って良かったこと」というYouTubeの動画では、看護学生時代を振り返り「怒ったり泣いたり笑ったり喜怒哀楽が今までの人生で一番出た3年間だった、それをみんなで笑ってユーモアに変えて乗り越えられたのが宝物」と話している。あぃりDXのユーモアのある動画は、そんな学生時代があったからこそ生まれたものなのだろう。元気がほしい人は、あぃりDXの動画にエネルギーをもらいに行ってはどうだろうか。