はじめしゃちょーがグループとの“不仲説”に言及 YouTuberもまた、社会人の一員なのである
はじめしゃちょーのメインチャンネルと、そのグループチャンネルである「はじめしゃちょーの畑」(以下、畑)が今月23日にそれぞれ動画を更新。はじめしゃちょー自身の『畑』への出演が激減したことや、グループとの不仲説など、視聴者が不安視している件について公開説明を行った。
「畑」メンバーに激怒
事の発端は、はじめしゃちょーが登録者1000万人達成後、約3週間の充電期間明けの動画で言ったある言葉からだった。先月28日、楽曲「明日があるさ」の替え歌である「明日からやるさ」という“歌ってみた”動画で活動を再開させたはじめしゃちょー。歌詞の内容は主に、休んでいる間のできごとを説明したものだったが、一部『畑』に対する不満も綴られていた。
歌詞は以下だ。〈畑に出ようとしたけれど/やる気が無過ぎて大激怒/気まずくなる/行きにくくなりました/怒りたくない〉〈畑がんばれ/注意し合え/オレはもう行きづらい〉。
これに対して視聴者は、いまだチャンネルを試行錯誤する『畑』を応援しつつも、はじめしゃちょーの正直な気持ちに悲しむ声もあった。また、それを裏付けるように、はじめしゃちょーが今年最後に「畑」に登場したのは、元旦の全員集合動画以来であり、昨年の出演も減少している。
「社会人としての責任感を」
これに対し今月23日、『畑』のチャンネルの方では、メンバーがはじめしゃちょーに公開謝罪。はじめしゃちょーのメインチャンネルでは、より詳しい説明が視聴者側へ行われた。
歌詞にあった「大激怒」というのは、年末年始にはじめしゃちょーからメンバーへ長文のLINEが届いたことを指すようだ。その内容は主に動画外での「備品の管理や家の使い方が雑」であることを説教したものだった。その言葉を踏まえ、メンバーがはじめしゃちょーの自宅へ出向き、改善の努力をしていることや、「もう一度出演して欲しい」という旨の謝罪を行った。
はじめしゃちょーは、トップYouTuberである現在、実際に会社を運営する社長でもあり、今回の説教はメンバーへの動画外での社会人としてのあり方を説いたものだったようだ。「組織として、人として、社会人として、グループとして、責任感のないことをしているのであれば自分は注意する」と明言。
また「皆が仲良くしているところだけ見たい人もいるかもしれないけど、元々どういうコンセプトでやっていたのかを思い出してほしい」とメンバーのやる気に対しても真面目なトーンで訴えた。