浅香航大&トリンドル玲奈の“史上最長キス”!「何があっても味方です」 『私たち結婚しました 2』最終話
塩野瑛久&足立梨花夫婦は、映画のようなラストに。今回も“塩野節”が炸裂!
「できるだけ、寂しい気持ちは出さないように」と決めた最後の日。足立は、塩野が苦手な納豆入りの朝食を作っていた。初日から、「納豆を食べさせたい」と言っていた妻の願いを叶えるように、塩野は「全然食べられるんだけど!」と納豆入りのお好み焼きをバクバク口に運ぶ。足立は、「どうして、人の嫌いなものを克服させたいと思っていたのか……」と笑っていたが、妻として何かを残してあげたいという想いがあったのではないだろうか。「もう作ること、ないのか」「寂しいな」と言い合う姿から、切なさが垣間見えた。
2人が、最後のデートの場に選んだのは中華街。そこで、「手先がすぐに冷える」と言っていた塩野の言葉を覚えていた足立が、手袋をプレゼント。これには、「この先、私は温めてあげられないから」との想いが込められていた。すぐにつけるのかと思いきや、「右手だけ(手袋を)つけて、左手はつないでおこう」と手を差し出す塩野。「こっちは、温めておいて」と最後まで“塩野節”を炸裂させていた。
そして、塩野は思い出を振り返る小さな写真展を用意していた。これまでに撮影した妻の写真にタイトルをつけて、展示する愛のこもったプレゼント。一つひとつを振り返っていき、2人で最後の1枚を撮影する。ドラマティックなサプライズに、足立も幸せそうな笑顔を浮かべていた。
なかなか自分の弱みを見せることができないと悩んでいた足立は、「この人の前なら頑張らなくてもいいかなって思いました」と結婚生活を振り返る。塩野と足立が見つけた夫婦の形は、頑張らなくてもそばにいられることだったのかもしれない。
塩野が足立をお姫様抱っこしたあとは、抱きしめ合って別れを惜しむ。「だめだ……(顔)上げられないかも」と涙を流す妻の頭を、優しく撫でる夫の姿。期間限定の夫婦ではあるが、確実に絆が生まれたことが伝わってきた。
「梨花で良かったよ」と一言を残し、お互いに背を向けて歩き出す。足立が振り返ると、塩野は背を向けて歩いていた。「(塩野は)絶対振り返らないんだよな」と諦めて前に進んだあとに、実は塩野も後ろをチラリと振り返っていた。すれ違ってしまったがゆえの、切ない別れ。スタジオゲストのベッキーは、「ドラマティック! 脚本でも書けないんじゃないですか? モキュメンタリーの良さが出てた」と絶賛していた。
『私たち結婚しました』という番組が教えてくれるのは、恋愛だけではない。初対面の人同士が、どのようにして距離を縮めていくのか。そして、良い人間関係を築いていくには、どうすればいいのか。シーズン2となる今回も、さまざまなことを学ばせてもらった。いつかまた、幸せな夫婦の姿が見られることを願って。