ヒカル、実父に車をプレゼントもさらに200万円を要求される 一風変わった親子の交流に注目
“金持ちYouTuber”のヒカルが、実父に200万円の車をプレゼントした。
宮迫博之のことを“おとん”と呼び、疑似親子的関係を築いているヒカルだが、彼のチャンネルには血の繋がる本当のおとん・カツヤさんも度々登場している。ヒカルの両親は、彼が19~20歳の時に離婚している。離婚の原因はカツヤさんがあまりにもだらしなかったためらしく、以来、ヒカルとは疎遠になっていたという。
風向きが変わったのは、昨年3月。祖父の葬儀以来、およそ8年間音信不通だったカツヤさんが、ヒカルの実兄でマネージャーのまえす宛てに、突如LINEで連絡をよこしてきたのだ。LINEには、どこかで自分の次男が億万長者になっていることを聞きつけたようで、「ユーチユーバヒカリ見たで 年収5億すごいね」(※原文ママ)と讃える一文が綴られていた。
ヒカルは動画のネタとして面白がってカツヤさんに電話。挨拶もそこそこに「ちょっとわし、お金に困っとんや」と金の無心を切り出すという想像通りのダメ人間っぷりを披露した。以来、実父の破天荒なパーソナリティーを再認識したヒカルは、動画の中でカツヤさんに会いに行ったり、母お手製の弁当を届けたりと交流が生まれていた。
この度公開した「【親孝行】父親に新車をプレゼントしました」と題した動画でヒカルは、カツヤさんに200万円ほどで購入した軽自動車をプレゼントすると趣旨説明。「いつ死ぬかわからないんで。64歳とかなんで。それだったらやれることやっとこうということで」と親孝行が目的であるとしつつ、「何だかんだ言っても、たった一人の実の親父なんでね。切っても切れない縁がありますよね」と、父への想いを語った。
ちなみに、ヒカルはカツヤさんに車を贈ることと事前に伝えていない。そうとは知らず、ヒカルさんが持ってきた車を「ええ車や」というカツヤさん。ヒカルは「どこかへ行こう」とドライブへ連れ出し、その道すがらで「おとんこの車あげるわ」と告げたのだった。「ほんまかいやお前」と驚くカツヤさんだったが、息子が本当にプレゼントしてくれると知ると、「ありがとう」「うれしいなぁ」と快く受け取った。
これにて目的は果たされたはずだったが、話はこれで終わらない。なんとカツヤさんは200万円の車を貰ってすぐに「ちょっとお金困っとんのや。200万ほど貸してほしいんやけど、何とかなれへんやろうか?」とまたも金の無心を切り出してきたのだ。ヒカルはカツヤさんに毎月30万円仕送りをしているとのこと。それでも、200万円が必要な理由は、家を修理したいからだという。答えを一旦保留にし、カツヤさんと別れた後にヒカルは、「怖いわ。ほんま。息子ながら思いますね、怪物やなって」と苦笑いしていた。
ヒカルに負けず劣らず強烈な個性を放つカツヤさん。彼が今後どんなかたちで再登場し、騒動を巻き起こすのか。引き続き、ヒカルの動画に注目していきたい。