イラストレーターはVTuberに、蕎麦屋はVRメタバース屋に バーチャルで多様化する「やってみたい自分」

絵描きはVTuberに、蕎麦屋はメタバース屋に

 先週は新型コロナウイルスの感染が急拡大した。1月22日と1月23日に開催が予定されていた、にじさんじ4周年記念ライブ『FANTASIA』も、急速な感染拡大と、出演者の感染を受けて、開催中止となった。しかし、1月22日には公式チャンネルにてスペシャルライブメドレー配信が、月ノ美兎のチャンネルではDAY1出演者によるコラボ配信が実施され、ファンにエンターテイメントを届けることを忘れなかった。感染の収束と感染者の回復を祈りつつ、リベンジに期待したい。

『森中花咲 1st VR LIVE "下剋上"』プレスリリースより ※3
『森中花咲 1st VR LIVE "下剋上"』プレスリリースより ※3

 そうした一方、同じくにじさんじ所属の森中花咲は、『森中花咲 1st VR LIVE "下剋上"』の開催と、「22歳の森中花咲」の3Dモデルを発表した。森中花咲のあり方は少し特殊だ。彼女は10歳の小学生だが、ある時は15歳の姿となる。さらにNBCユニバーサル・エンターテイメントのアーティストとして活動するときは、22歳の姿となる。2022年現在でも、年齢レベルで姿を自由に変えるVTuberはめずらしい。だが、バーチャルな存在とは、本来このくらい自由であってよいのだ。イラストレーターも、蕎麦屋も、そしてVTuberも、いつでも「やってみたい自分」をやってよい。そうした自由さが、バーチャルの世界の魅力のひとつだろう。

※1:https://twitter.com/sobatang1/status/1484035836161118209
※2:https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_c32cef0e-6f3a-4284-a589-8dcee07d4443
※3:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000032796.html

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