千原せいじ、380万円の激安物件を購入 ひそかに続ける「不動産王への道」シリーズとは?

 千原せいじが自身のYouTubeチャンネルに公開した動画で、380万円の激安物件を購入したことを報告した。

 せいじはYouTubeチャンネル「せいじんトコ」で、「不動産王への道」と銘打ったシリーズ企画を行っている。同企画は、物件を交換し続け資産を増やす、わらしべ長者のような不動産投資プロジェクト。元手100万円からスタートし、最終的には資産10億円を目指す。これまでに投稿された4本の動画では、元お笑い芸人で不動産投資家の富沢ウメ男のレクチャーを受けつつ、良い物件がないか物色していた。

#91【資産10億不動産王への道】380万円激安ズタボロ物件購入!!【エンジョイ不動産Zコラボ】【モザイク修正版】

 1月12日に公開された「#91【資産10億不動産王への道】380万円激安ズタボロ物件購入!!【エンジョイ不動産Zコラボ】【モザイク修正版】」と題した動画でせいじは「すいません、もう物件買うてまいました」と切り出した。購入した物件は、風光明媚な海辺の町に佇む築46年の集合住宅。3部屋のうち既に2部屋に入居者がいるため、最初から家賃収入が望めるという好条件の家屋で、購入価格は380万円だったという。せいじはこの企画用に会社を設立したらしく、契約時には自社の印鑑で捺印した。YouTubeの企画にあたってわざわざ自社を立ち上げるあたり、本気度の高さがうかがえる。

 こうして晴れて不動産オーナーとなったせいじは、実際に自分が購入した物件を訪問。年季の入ったその外観を目の当たりにして「『ボロい、ボロい』とは聞いてたけど、ここまでとは思いませんでしたよ」と苦笑いを浮かべた。しかし、面食らうのはまだ早かった。玄関へ足を運ぶと、なんと鍵穴がなく、紐で縛って戸締りをするというアナログな方式を採用していたのだ。せいじは「手の不自由な方も開けやすくてええわ。バリアフリーや(笑)」と無理矢理ポジティブに変換した。さらに内装を確認してみると、壁も天井もボロボロ。いったい、どんな人が住んでいるのか。せいじは2人の住人を直撃。どちらもご高齢で、うち一人はマグロ漁を行う船乗りだった。船乗りの老人は一年のうちほとんどを船上で過ごすため、「寝るだけでいいと思って住んでる」と語っていた。

 もちろん、物件を購入して終わりではない。この老朽化が進んだ家屋をリノベーションし、今よりも高い家賃で空き部屋に住人を呼び込んだり、高値で物件を売ったりすることが、不動産王を目指すせいじの次なるタスクとなるわけだ。果たして、どんな住まいに生まれ変わるのか。引き続き、「不動産王への道」企画に注目していきたい。

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