ガーリィレコードチャンネルが、48時間生配信に挑む理由 ハンバーガー1000個チャレンジは「計算の結果、今は失敗」

「ウレタン棒には魔力がある」(高井)

――とはいえ「女型追うリヴァイ兵長」の動画のように、しっかり準備されたものもありますよね?

高井:あれも「今日何食べよっか」みたいなもんです。「とりあえず女型とリヴァイで川行こうか」ってなって、ちょっと歩いたら壁とか柵とかあったから、「ここ蹴って飛び越えて追いかけよう」みたいな感じで。いつもその場のノリなんですよね。

雨野宮:でも「今日これ食べよう」って見つかった中で、どこにこだわるかっていうのはあるんですよね。「女型追うリヴァイ兵長」のときはサムネで追いかけてる感じと斬りつけてる感じの画が「絶対食べたい」みたいな。そのアングルは100点がほしくて何回も何回も試して。

フェニックス:だから途中で日が暮れてるんですよね。

雨野宮:だって真剣になりすぎて、血だらけのおじさんにも俺ら気付けなかったもんな(笑)。

女型追うリヴァイ兵長

――血だらけのおじさん!?

太郎:いたんですよ、血だらけのおじさんが! あの日、着替えとかもあったので僕が荷物番をしていたんですけど、そしたら遠くのほうでタンクトップのおじさんが急にトボトボ歩いてきて。よく見たら膝小僧が血だらけで(笑)。「やばいやばい、みんな!」って言おうとしたんですけど、とっさに声が出なくて。

高井:そのときものすごい集中して壁蹴ってましたから(笑)。

太郎:「今の見た? 血だらけのおじさんいたんだけど」って言ったら、「えええ〜〜〜!?」って(笑)。あれは怖かったな、誰も気づいてなくて。一瞬、俺しか見えてない幽霊かと思った。

雨野宮:それくらいこだわったサムネだったんですよ。

――なるほど。編集された動画はどなたかに依頼されているんですか?

フェニックス:そうですね。編集したほうが面白くなるって思うやつは頼んでます。高井の裁判の動画とか。

雨野宮:いつも編集してくれるスタッフが32歳の金髪ヤンキーなんですけど、めちゃくちゃ怖いんですよ。ライブ中にうっかり名前を出しちゃったら、何も言わずにこっちに向かって中指立てて。お客さんいるのに!

太郎:アメリカのプロレスラーがやるやつだったよね(笑)。でも、本当にすごいやつで頼りにしてます。

――4人の中で編集に興味を持っている方はいらっしゃらないんですか?

全員:いやぁ……。

高井:一応、僕の嫁が編集に興味があって、僕の個人チャンネルをいつも編集してくれてるんですけど。

雨野宮:最近はソフトが自動で字幕作ってくれる機能も進歩してるみたいだよ。だから、もう嫁はいらないよ(笑)。

高井:いやいや別に編集してくれるから結婚したわけじゃないから!

雨野宮:違うの?

高井:違う違う!(笑)

太郎:編集マン 兼 嫁じゃないの?

高井:じゃないの。編集マンはついですぎるから!

――これもお聞きしたかったんですが「家で炉端焼きしたんです」の動画のように太郎さんがタイミングよく帰ってきて怒る展開は、素のリアクションなんですか?

雨野宮:ほぼガチです。「炉端焼きはするよ」とは言っていて。でも「焼ききったら呼ぶから待ってて」って伝えたんですよね。そう言ったらちゃんと待っててくれる子なので。

太郎:犬じゃねぇんだから(笑)。で、いざ入ってみたらもう食べてるし! 許せないですよね。なにやってんだよって。でもまさか貝の汁が爆発するとは。あれは奇跡なので助かりました。

家で炉端焼きしたんです

――「気配斬り」をはじめウレタン棒を持ったガーリィレコードチャンネルの奇跡的な面白さもありますよね。「しばきお題ゲーム」のようなオリジナルゲームも面白かったです。

フェニックス:あれは最初に考えたときは、低周波のビリビリにしようかと思ったんです。でも、うまくできなくて。結果としてウレタン棒になったという感じなんですけど。わかりやすくなってよかった。

高井:あのウレタン棒には魔力があるんですよ、きっと(笑)。

太郎:すごい方々が持っていますからね。高橋一生さんに始まり、松本潤さんや櫻井翔さん、ガチャピンまで!

しばきお題当てゲーム

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