ドンキからチューナー非搭載、約2万円のテレビが登場 いま「テレビ」に求められているものとは?
ドン・キホーテのオリジナルブランド「情熱価格」から、新商品「AndroidTV機能搭載 チューナーレス スマートテレビ 24型 / 42型」が登場し、ネットで話題となっている。価格は24型が税込み21,780円、42型が32,780円。
商品名にもある通り、このテレビはチューナー非搭載で地上波放送を映せないのが特徴。プレスリリースいわく「テレビのようでテレビじゃない」とのうたい文句で、AndroidTVによるYouTubeやNetflix、Amazonプライム・ビデオなどの配信サービスの視聴に特化したテレビ(テレビとは呼べない?)となっている。
まず、筆者としてはこのテレビはとても好意的に受け止めている。筆者の自宅のテレビはゲームやNetflix、YouTubeなどの視聴にしか使っておらず、地上波は不要。つまりはチューナーレス大歓迎だ。同じように地上波を不要とする理由で、チューナーレステレビのニーズは一定数あるだろう。
過去にもチューナーレステレビはいくつか登場していた。2018年には情熱価格からチューナーレス液晶テレビ「TM-3210-BK」が発売されている。こちらはAndroidTVは非搭載なため、PCなどのデバイスやブルーレイレコーダーなどをつないでコンテンツを楽しむのが主な用途だ。また、ソニーのブラビアからはAndroidTVでチューナーレスの「BZ35F/BZシリーズ」が2018年に登場している。ブラビアブランドの業務用4Kディスプレイという位置づけで発売が続いている。