YouTubeの新たなトレンド「雑談動画」とは 次世代女性YouTuber・むくえなの活躍に注目

少し前に2人とも彼氏とお別れした。

 むくえなとしての活動の始まりはミックスチャンネルに投稿した双子ダンスである。現在YouTubeを初めて4年、チャンネル登録者が25.8万人とまだまだ人気上昇中の段階であるが、2人は自身のチャンネル拡大に意欲をみせている。先日公開された動画では、今年掲げていた3つの目標のうち、「急上昇にのること」と「ランキングに入ること」の2つは達成された、残り1つの目標は「年内にチャンネル登録者30万人達成」だと話している。

 さらに「#むくえなオリンピック2021」というむくえならしいハッシュタグを考案し、ファンに30万人までの道のりを応援してほしいと話した。インスタグラムのストーリーで視聴者のストーリーに積極的に反応するなど、ファンと近い距離でコミュニケーションを取りながら、チャンネルを育てていこうとする姿勢が、同世代から大きな親近感を得ているのだ。

 雑談動画はこれまでのYouTubeにはない「ながら見」や「BGM」として音声だけを聴くという、新しい価値と楽しみ方を生み出している。会話を聴くとなると、一本10分ほどの動画はメイク中や、寝る前の数十分には最適なのだ。若者のなかにはYouTubeのながら見や時間の暇つぶし感覚で見る人が多くなっているため、このような会話メインの動画が人気である「むくえなちっく。」はまさに次世代のYouTuberといえるだろう。今後、「平成フラミンゴ」や「くれいじーまぐねっと」に続くチャンネルになるであろう2人に注目していきたい。

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