伊藤かずえ、30年間愛した日産・シーマのレストア後をお披露目 どんな姿に生まれ変わる?
俳優の伊藤かずえが所有する愛車「日産 シーマ」のレストアが完了し、完成披露生配信を12月7日にYouTubeで行うことが決定した。
伊藤が所有する愛車は、1990年から30年以上乗り続けている、日産の初代シーマ。バブル真っ只中の1988年に販売が始まり、500万円以上の高級車でありながら飛ぶように売れて、当時“シーマ現象”という言葉が生まれたほどの人気の車種だ。
そもそも、伊藤のシーマが注目を浴びるきっかけとなったのは2020年10月3日に投稿されたツイートが話題になったことから。伊藤は自身のアカウントで「シーマに乗り始めて今月で30年 今日一年点検してもらったら日産スタッフの方におめでとうございますとお花を頂きました。ありがとうございます」と愛車の写真に添える形で投稿したところ、これが反響を呼んだ。現時点(12月4日)で1万件超のリツイート、5.4万件のいいねを記録している。
さらに話題を加速させたきっかけが事務所の後輩である俳優の中尾明慶のYouTubeチャンネルに登場したこと。2020年11月10日に公開された「【緊張】先輩女優さんと30年前の愛車日産シーマがやってきた」と題した動画で、伊藤は愛車のシーマを中尾に対して丁寧に紹介し、この動画も大きな反響を呼んだ。再生回数は現段階で297万回再生を突破している。
この声が日産に届き、同社は30年乗り続けていることへの「感謝の気持ち」として伊藤に対しレストアを申し出たのだ。伊藤は日産に車を預ける時の気持ちを自身のブログに「日産さんのご厚意で、私の愛車シーマをレストアしていただくことになりました。夢のようです! フルレストアなので半年ほどかかるようですが、30年間そんなに長い間離ればなれになったことがないので、レストアの様子をしょっちゅうみに行くことになると思います」と綴りつつ、「この先、免許返納後も、娘も乗り継ぎ、できれば孫の世代まで受け継いで行きたいです」と強い気持ちも明かした。
一口に“車好き”といってもさまざまな形があるだろう。例えば、車を何台も所有する人や、車を徹底的に自分好みにカスタマイズする人。最先端の車を愛する人や、伊藤のように大切な車を長く乗り、孫の世代まで受け継いでいきたいと願う人。車への愛情の注ぎ方は人それぞれだ。
そんな伊藤の愛が車メーカーへと伝わり今回のレストアに繋がった。伊藤のシーマを見ると、確かに年季の入った車だということがわかる。そんなシーマが日産の力によってどのような姿に生まれ変わるのかは、多くの車好きが注目しているのではないだろうか。
生まれ変わったシーマは12月7日10時30分より、YouTubeライブでお披露目されるという。気になる方はぜひ配信をチェックしよう。