電話応答も人工知能におまかせ

　現時点ではこの機能は米国でしか利用できないが、Pixel 6シリーズの通話支援機能に「Wait Times」「Direct My Call」が追加された。Wait Timesはフリーダイヤルへと発信する前に、現在の待ち時間と1週間の予測待ち時間を表示するというもの。待ち時間がわかれば、無駄な発信を避けることができる。

　Direct My CallはGoogle アシスタントが相手の自動応答メッセージをリアルタイムで書き起こし、「〜の方は数字の1を」といった選択肢を、スマートフォンの画面で選べるようにしてくれる。この機能には、人工知能を利用したレストランの自動予約システム「Duplex」と同じ技術が利用されている。

　このように、人工知能と機械学習が多岐にわたって活用されているPixel 6シリーズ。その設計からは、Googleがいかに自社のソフトウェア技術に自信を持っているのかが、垣間見えるようだ。今回紹介した先進の機能を利用したい、あるいはいつでもGoogleの最新OSを体験していたい人にとって、Pixel 6シリーズは魅力的な端末となることだろう。

（画像＝Google）