300円ショップ『3COINS』の電子メモパッドは想像以上に使える 買う前に知っておきたい注意点は?

 オンライン会議・オンライン授業が増え、PCやスマホでメモを取る機会が増えた。一方、まだまだ根強く支持される「手書き派」。自分で文字やイラストを自由に書く感触が好きな方も多いのではないだろうか。

 今回は、300円のアイテムを中心に取り揃える、300円ショップ「3COINS」で電子メモパッドを購入した。手書き感を残しつつ、デジタル機器のように書いたり消したりができるという。どのような使い方ができるのか、実際に試してみた。

「とにかく薄くて軽い」3COINSの電子メモパッド

 3COINSのモバイル系アイテムコーナーで発見した電子メモパッド。こちらは300円商品ではなく550円(税込)だ。

厚さは5mm

 第一印象は、「とにかく薄くて軽い!」

 サイズは8.5インチ(横145mm、縦228mm、厚さ5mmだ)。重さは110g(付属ペン・電池除く)。

 筆者が所持しているiPad miniもほぼ同じサイズだが、重さが308gある。普段iPad miniを使用しているためか、なおさら軽く感じた。 仕事に持ち運ぶのにも全く苦にならないサイズ感と重さだ。カラーバリエーションは黒のみ。つまめるほどの薄さだ。

 電源はコイン型リチウム電池(CR2025、DC3V)。テスト電池がついているので、開封後すぐに使用可能。

付属のペンのホルダー付き

 裏面にはペンホルダーがあり、付属のペンをしまうことができる。

このような感じでメモができる

 8.5インチという大きさが狭すぎず広すぎずちょうどいい。書き心地もよく、すらすらと書けた。

イラストも描ける

 イラストも描いてみた。子供のお絵かき道具としても使えそうだ。

ゴミ箱ボタンで一瞬で消せる

 メモを消したいときは、下にあるゴミ箱ボタンをプッシュ。一瞬で削除できる。

「消去ボタンON/OFFスイッチ」

 本体下に「消去ボタンON/OFFスイッチ」がある。このスイッチをオフにすることで削除ボタンをロックすることができ、誤って削除してしまうということを防げるのだ。

筆圧による書き味の変化

 そして、筆圧によって太さが変えることができる。割と強弱がつくので、イラストを描く際には線を自由自在に操れ、繊細なタッチを表現できる。

3COINSの電子メモパッドシーン

 電子パッドをどのようなシーンで活用できるかを考えてみた。

伝言や買い物メモに使用

マグネットシールで貼り付けることも

 何度も繰り返すことができるので、ペーパーレス化でエコにも繋がる。付属にマグネットシールがついているため、冷蔵庫にも貼って使用ができる。例えば、買ってくる食材のメモや、家族内での伝言にも使用してみてはどうだろうか。イラスト付きの温かいメッセージにしても良いかもしれない。

タスク管理や会議メモ

仕事中の活用シーン

 MTGでタスクが生じた時や、アイデアを思いついた時にすぐメモ。筆圧が弱くても記録できるので、走り書きしても問題ない。他にも、「今日のTo-do」とタイトルをつけ1日の始まりに整理したり、急な電話対応のメモにも活躍するだろう。

iPad用ペンシルでも使用できる

 また、この電子パッドは付属のペンだけでなく、手持ちのiPad用ペンシルでも使用できた。先が細いタッチペンであれば代用できそうだ。使用上の注意に「ボールペンや金属等の先が鋭いものや硬いもので書いたり、一点に力を加えないでください。」と記載があるため、ボールペンを代理に使うことはおすすめしない。

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