「集中力が可視化」できるワイヤレスイヤホン? 凸版が開発した脳波計測器の正体

学習からオフィス、スポーツまで

 b-toneは学習塾/公教育やオフィス、スポーツ/eスポーツ、瞑想/マインドフルネスの現場への展開が期待されている。

 例えば学校では、遠隔授業での生徒の様子を可視化したり、集中データの蓄積による授業やコンテンツの評価が可能だ。オフィスでは自分にとって最適な働き方の分析や、チームやオフィスレイアウトの評価、健康管理ができる。eスポーツ、瞑想ではベストパフォーマンスの可視化による再現性の向上やトレーニングの効率向上、瞑想とマインドフルネスでは瞑想状態の再現性の向上が期待できる。

 b-toneは今年8月から販売を開始しており、パッケージ一式(端末1台、専用アプリインストール済みスマートフォン1台、その他付属品)が8万円で販売されている。また、システムランニング費は月額8,000円だ。

 新型コロナウイルスの影響により、学習や仕事のスタイルは大きな変革の時を迎えている。そんな中、脳波などの生体データの可視化により教育やビジネスの効率化を図るb-toneへの期待は大きそうだ。

(画像=凸版印刷から)

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