遠藤さくら&筒井あやめがギターとベースを購入 乃木坂46と楽器の歴史を振り返る
乃木坂46の4期生・遠藤さくらがギターを、筒井あやめがベースを購入。その様子がYouTubeチャンネル「乃木坂配信中」の動画で公開されている。
遠藤と筒井が楽器を買いに行った経緯は、乃木坂46の28枚目シングルに収録されているバンド編成の楽曲「泥だらけ」でギターとベースを担当していることから。遠藤は「Gibson/Les Paul Special Tribute DC」を、筒井は「Fender/60s JAZZ Bass」を購入した。遠藤は今年夏に開催された「真夏の全国ツアー2021」でも、大園桃子とのユニット曲「友情ピアス」でアコースティックギターを弾く姿をファンに披露したが、今回満を持してのエレキギター購入となった。
乃木坂46といえば、ライブを行う際、バンド編成で楽曲を届けることもある。齋藤飛鳥以外、オリジナルメンバーは卒業してしまったが、「乃木團」というロックバンドユニットが、かつて「BIRTHDAY LIVE」などで生演奏を披露し、オーディエンスを盛り上げることもあった。普段は見られないようなメンバーの姿が楽しめたのも、このユニットの大きな魅力だった。ちなみに飛鳥のドラムテクニックが非常に巧みであることは、ここにきちんと書き記しておきたい。
ほかにも白石麻衣と高山一実のユニット「WHITE HIGH」がオリジナル曲「渋谷ブルース」を披露する際は、後ろでメンバーがアコギを弾き、バックアップするのが恒例となっていた。2020年10月に行われた白石の卒業コンサートでは、親友の松村沙友理と後輩の向井葉月が伴奏を務めた。ミュージカルで活躍する生田絵梨花も、たびたびライブでピアノを弾く機会もある。
そんな中で今回発表された「泥だらけ」のバンド編成はドラムが飛鳥、キーボードが和田まあや、ギターが遠藤、ベースが筒井、そして久保史緒里と山下美月がツインボーカルだ。乃木坂46でバンドユニットが組まれるのは、乃木團以来となる。
今回のバンドユニットには、乃木團としてステージを踏んできた、飛鳥と和田(※和田は永島聖羅卒業後に加入)の経験値を活かせるし、そこに3〜4期生のフレッシュな魅力が加わる。これからどのように活動していくかは明かされていないが、遠藤と筒井は「これから先、披露できるように練習頑張りたいと思います!」と動画の中で誓っていた。今後、どこかで生音パフォーマンスされる機会もあるだろう。
ほかにも掛橋沙耶香が「SUENAGAグループ」のテレビCMでアコギ弾き語りを披露しているのも、ここ最近で話題となった。今年8月、結成から10周年を迎え、最新シングルでは4期生の賀喜遥香が初センターを務めるなど、順調に世代交代が進んでいる印象の乃木坂46だが、“楽器”という部分を見ても、しっかりと歴史は継承されているようだ。