最高時速は200km 海上を“飛行”できる水上機「EP-15」

海上を“飛行”できる水上機「EP-15」

 航空機や船を扱うRDC Aqualinesは、現在12人乗りの“飛行”できる船「EP-15」を開発中だ。電気と水素のハイブリッドエンジンの想定で、水面に浮かぶことができる水上飛行機に似たスタイルとなっている。同社は「船より速く、飛行機より安く、そのどちらよりも環境に良い」とのキャッチコピーを掲げている。

RDC Aqualinesより
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 全長22.5mの「EP-15」の最高速度は、飛行時で200km、海上では180kmで、航続距離は約600kmとのこと。理論上は最大7.6m上空を飛行できるが、実際に同社が示す飛行高度は海面から30cm程度だ。まず最初に船として走行し、時速112kmに達したら、十分な揚力が得られて機体を浮上させることができるという。

RDC Aqualines YouTubeより
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 機内は飛行機のように、中央の通路の両サイドに一列ずつシートが配置されている。同機はレジャーだけでなく、貨物船としての利用など、個々のニーズに合わせたカスタマイズが可能だという。“水空両用”の「EP-15」は、2024年にリリースされる予定だ。

RDC Aqualines YouTubeより
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(画像=RDC Aqualinesより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.rdcaqualines.co/fleets/#Multipurpose%20Mid-Range%20Craft
https://robbreport.com/motors/aviation/hybrid-boat-plane-ep-15-flies-above-water-1234632271/
https://www.autoevolution.com/news/aquas-ekranoplan-like-flying-ship-will-ferry-12-passengers-at-125-mph-coming-in-2024-167854.html#

RDC Aqualines YouTubeより
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