Amazon開発のMMORPG『New World』オープンベータテスト実施。ゲーム業界への本格進出となるか?
グラボが故障するトラブルも
New Worldのクローズドベータテストでは、一部のグラフィックボードが発熱して故障するというトラブルが発生した。そんなトラブルのひとつとして、ゲーム実況系YouTuberのGladdは、EVGAから購入したグラフィックボードが発熱により「フライになった」ことをツイートしている(下のツイート参照)。
ATTENTION:
Playing the New World beta on my EVGA 3090 has fried my graphics card completely. There are many accounts of this same thing happening with the same card with the same game.@TEAMEVGA @playnewworld @EVGA_JacobF
I just want to make sure this doesn't happen to others
— Gladd (@Gladd) July 21, 2021
国内ゲームメディア『Game*Spark』が7月24日に公開した記事によると、以上の故障報告をうけてAmazon Gamesはメニュー画面のフレームレートに制限をかけるアップデートを実施した。さらに故障が報告されたグラフィックボードを販売するEVGAは、問題が発生したグラフィックボードの交換を約束した。こうした一連の対応により、New Worldのグラボ故障問題は収束に向かった。
New Worldのオープンベータテストは、クローズドベータテスト段階で発生したトラブルやネガティブなレビュー内容に対応することで、よりプレイヤーを満足させるものとなるだろう。そして、同ゲームが成功すれば、対戦シューティングゲーム『Crucible』の失敗やクラウドゲームサービスのLunaの不振を乗り越えて、Amazonがゲーム業界に本格進出できるかもしれない。
トップ画像出典:New Worldのメディア資料より画像を引用