『わたママ』1話ーー高校生で結婚・出産を決意した理由 「絶対に間違った選択はしたくなかった」

『わたママ』1話レビュー

 SNS累計フォロワー300万人を誇り、ティーンから絶大な支持を集めているまや。そんな彼女と、夫の前田俊(以下、しゅん)は、2019年に配信されたABEMAの恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』ハワイ編で運命の出会いを果たす。美男美女で仲睦まじい2人は、“しゅんまや”カップルと呼ばれ、同世代の憧れの的となった。

 しかし、交際から1年3ヶ月が経った時、まやの妊娠が発覚する。当時、彼女はまだ15歳。発覚した時のことについて、「堕ろすとかそういうことを考えただけで泣く。それだったら死にたいと思っていた」と振り返る。「絶対に間違った選択はしたくなかったから、何を言われても変えない。挫けないという強い気持ちで産むことを決めた」と語るまやだが、「まやなんかが親になれるのかな……」と不安な気持ちが襲ってくることもあったという。

 夫のしゅんも、まやに妊娠を告げられた時は、「正直不安でしたね」と吐露する。だが、「子どもを堕したということは、男側の身体には残らない。でも、女の人には一生残っていくもの。そういうものを背負わせたくない」と思ったそうで、「まやを支えていくことが、最低限の責任なんじゃないか」と考えたという。

 その当時、しゅんはまだ16歳。自分に置き換えて考えてみると、16歳の時に、誰かの人生に責任を持つことを決意できただろうか。自分のことよりも相手のことを優先して考えることができただろうかと思わされる。

 そして、しゅんは千葉県出身でありながら、「まやの気持ちを第一優先にして考えた時に、自分の親の近くで出産した方が、気持ち的にも安心できると思って」とまやの地元・大阪に移住することを決意。「子どもがいると、24時間なにがあるか分からないから」と自動車免許も取得した。

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