野村周平&さとうほなみ、“結婚生活”を語る 「ボディタッチも気にしなくなった」

 7月9日よりABEMAのオリジナル恋愛新番組『私たち結婚しました』が放送開始する。本作は韓国で2009年から約9年間レギュラーで放送した国民的大ヒット番組の同名作品を日本版にリメイク。有名芸能人同士の結婚生活の様子を覗き見ることができる「結婚モキュメンタリー」作品だ。新婚夫婦ならではのイベントを通して、有名芸能人同士が理想の夫婦関係を追い求めていく姿が映し出される。

※モキュメンタリー:フィクションを、ドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手法。

 本作で結婚生活を送るのは俳優の野村周平と、「ゲスの極み乙女。」のドラマーで俳優としても活躍するさとうほなみだ。結婚生活はウェディングフォト、指輪交換などの本格的な結婚式から始まり、実際の新婚生活さながら、新居見学や友人同士を交えたホームパーティ、同棲生活など一連の共同作業の様子を見ることができる。新感覚の恋愛番組の見どころや、それぞれの恋愛観・結婚観などについて話を聞いた。(佳香(かこ))

――おふたりは初共演とのことですが、共演されてみていかがでしたか?

野村周平(以下、野村): 初対面が結婚式場だったのですごく変な感じでした。僕は全く相手が誰なのかを知らない「サプライズ状態」で番組に挑みたかったので、ウェディングドレスのベールを開けたときに、ほなみんだと知って、“おぉ~”と思いましたね。

さとうほなみ(以下、さとう): 私は相手がしゅうちゃんだということは知っていました。でもそもそもしゅうちゃんが私のこと知っているかもわからなかったですし、いきなりベールを上げて私が登場したときに「誰?ハズレだわ」とか言われたらどうしようと思って(笑)。

野村:いきなりベール上げるなり「お前かよ。ハズレじゃん!」とか言う奴やばいでしょ!(笑)

――「結婚生活」を通して仲は深まりましたか?

野村:はい。結婚しているという設定のため、手を繋ぐなどのスキンシップに至る展開が急ピッチすぎて、自然と仲良くなりましたね。設定に入り込めば意外にガンガンと距離を詰めていけるものだなと思いました。

さとう:回を重ねるごとに、より仲が深まっていく様子が映像にも映し出されていると思います。まだ撮影が残っているので、もっと仲を深めていきたいです。

野村:結婚している設定をお互いに自然に尊重して、「夫婦なんだから」という気持ちで“夫婦らしく”演じていますね。

――野村さんが考える“夫婦らしく”を演じるにあたって、どのようなところを意識されてるんでしょうか?

野村:イチャイチャを見せます(笑)。でも難しいんですよね。結婚している2人という設定ではあるものの、“どこまで触れていいのかな?”など気を遣ってしまうところもあって。でも、お芝居ですけど仲良くなるスピードが速すぎて、途中から“なんでこんなにボディタッチとか変に気にしてるんだろ?”と開き直ったというか、気にしなくなりました。それからはだいぶイチャイチャさせてもらってると思います。

――今回「モキュメンタリー」を演じられてみてどうでしたか?通常の作品を演じる時と、どんなところが違いましたか?

野村:演じている部分もありますけど、“僕らが結婚したらこうなります”って設定があるだけで、役柄の設定はないので、“結婚している”ってところ以外はほとんど素みたいなもんですね。台本もないのであまり芝居に囚われてはいません。

さとう:設定があるので芝居は芝居なんですが、2人で話してる内容はもう……ね?(笑)

野村:話してる内容は素になりすぎて8割方放送で使えないことばっかりだと思います(笑)。ドライブするシチュエーションでの車の中での会話なんかは、僕が実際に運転しながらなので、カメラの存在とか忘れちゃって。めっちゃくちゃ話し込んでました。

さとう:ずっと喋ってたよね?よくこんなに私たち喋ることあるなって思うくらい。気づいたら目的地に到着してました。

野村:話すの大好きだからね。

――「モキュメンタリー」とは言え、恋愛模様をMCの三方(千鳥・ノブ、三浦翔平、河北麻友子)に見られる心境はどうでしたか?

野村:あまり気にしてないです。MCの方々にお見せするつもりで演じていた訳ではないので。今の質問を聞いて“そう言えばMCいるんだった!”と思い出したくらいです。

さとう:わたしたちの映像を見て、MCの方が話すことあるのかな?と思うくらい、自然体の会話しかないですね。ノブさんは“ちょっと待て!”とか言うのかな?

野村:“理想じゃ!”とか(笑)。

さとう:“見れる見れる!”とか(笑)。

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