前澤友作氏、ロールスロイス×エルメスの新車は「約3億円」 規格外の愛車コレクションを振り返る
ZOZO創業者の前澤友作氏がまたも規格外のマイカーをYouTubeで披露した。
高級車コレクターとして知られる前澤氏は、自身のYouTubeチャンネル「Yusaku Maezawa【MZ】」で6月5日に公開された動画で、「ロールス・ロイス ファントム・オリベ」を購入したことを報告した。
同車は、ロールス・ロイス・モーター・カーズとエルメスのコラボレーションモデル。前澤氏の依頼を受け、およそ3年半の歳月を要して製作された世界でただ一つの特注品だ。
動画の冒頭、待ちに待った納車を前に、前澤氏は「楽しみです。今日はちょっと気分が上がっています」と興奮を隠し切れない。その後、納車式に臨み、現物を目の当たりにすると「やば!」と満面の笑みを浮かべた。
その特長はなんといっても、日本伝統の「織部焼」をモチーフにした暗緑色のボディカラー。前澤氏はこの外装を決めるのに「1年半ぐらいかかった」と語っており、今回の新車にかけた熱量がうかがい知れる。さらに内装は、エルメスの皮を張ったシート、シャンパンのボトルとグラスを収納するコンパクトサイズの冷蔵庫を備えるなど、なんとも豪華な仕様になっており、ドア部分にはエルメスの隠し傘も搭載されていた。
こうした至れり尽くせりの世界にただ一つだけのロールス・ロイスの値段は、なんと「だいたい3億円」とのこと。大変な金額だが、前澤氏にとって納得の出来栄えだったらしく、「(ロールス・ロイス)ファントムだけだったら、8000万円ぐらいで買えるんですけど、本当に多くの職人さんが動いて良い仕事をしてくださったので、そのぐらいの価値はあってしかるべきだと思います」と太鼓判を押した。
前澤氏が自身のYouTubeチャンネルで自慢の高級車を披露したのは、これが初めてではない。2019年12月8日公開の動画では、3億8000万円超のスーパーカー「ジェスコ」を注文したことを明かし、同車の内覧会に訪れていた。実際に運転席に乗り込むと、「すっげ、宇宙船だね。これ」と声を弾ませていた。
また、8月21日公開の動画では、前澤氏が自身のカーコレクションの中から「特にお気に入り」という3台のスーパーカーを紹介した。1台目は3.5億円の「パガーニ・ゾンダ」、2台目は2.5億円の「ブガッティ・ヴェイロン」、3台目は3.5億円の「ブガッティ・シロン」。総額9.5億円に及ぶコレクションの一部を公開して、視聴者の度肝を抜いた。