新たに発表された「iOS 15」や「macOS Montery」はエンタメの充実にかかせなくなりそう

 米Appleは開発者向け会議「WWDC21」にて、自社プラットフォームのソフトウェア関連の全般的なアップデートを発表した。この中では、その中でもエンタメ的な機能に注目してみよう。

友人と一緒に動画/音楽視聴

 iPhoneで音楽や動画を楽しんでいるときに、それを家族や友人と共有したくなることも多いだろう。今回、FaceTimeのアップデートとiOS 15の配布により、離れた場所にいる相手とコンテンツを同時に楽しめる「SharePlay」が発表された。

 SharePlayではFaceTimeを利用し、Apple Musicで一緒に曲を聴いたり、あるいはテレビ番組や映画を同時に視聴することができる。さらに再生コントロールも共有されるので、参加者全員による再生や一時停止の操作が可能だ。

 SharePlayはDisney+、ESPN+、HBO Max、Hulu、MasterClass、Paramount+、Pluto TV、TikTok、Twitchなどのサービスに対応。また、Apple TVでも利用できる。

MacがiPhoneやiPadのディスプレイに

 ストリーミング機能のAirPlayも進化する。「MacにAirPlay」では、iPhoneやiPadから直接Macへと動画や音楽といったコンテンツを表示することができるのだ。

 これにより、iMacの大画面かつ高品質なRetinaディスプレイで動画を楽しんだり、あるいは外部スピーカーとして利用することもできる。手持ちのiPhoneやiPadとiMacがシームレスにつながることで、iMacの売上向上にも結びつきそうだ。

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