BLACKPINK・リサも登場 『KINGDOM:LEGENDARY WAR』熱闘する6グループの魅力とは
2020年に放送された、若手人気K-POPアーティストによるバトル番組『Road to Kingdom』。番組名の通りここでの勝利を勝ち取ったTHE BOYSをはじめBTOB、iKON、SF9、Stray Kids、ATEEZといった6組のアーティストが集結し、遂に『KINGDOM:LEGENDARY WAR』がスタート。日本ではABEMAで独占配信中だ。
『KINGDOM:LEGENDARY WAR』は4ラウンドのパフォーマンス対決で構成されたバトル番組。優勝グループには「Kingdom Week」という得点が与えられ、単独リアリティ番組と特別ショーの機会を得ることができる。
評価基準は出演者の自己評価、プロによる投票、グローバル投票、パフォーマンスビデオの再生回数の4つ。グローバル投票とパフォーマンスビデオの再生回数に関しては、視聴者が「Whosfan」というアプリを通して参加することができ、自分の推しグループの応援を直接行うことができる。
出演中の6組のアーティストは、ファン層のバラつきはあるもののそれぞれが実力を持っており、言ってしまえばバトル番組に出ずとも名声のある面々だ。しかし、そんな彼らが真剣にバトルを繰り広げるからこそ、番組にしっかりとした面白さが感じられる。
THE BOYZは、前述の通り前哨戦である『Road to Kingdom』で『KINGDOM:LEGENDARY WAR』の出場権を勝ち取ったグループ。2017年にデビューした11人組で、派手なパフォーマンスとその実力から同番組での優勝を果たした。デビュー前から「全員センター級」という言葉で評価され、その通り名を裏切らないようなルックスと実力でファンを惹きつけている。
じわじわと人気を広げ、今ではK-POPファンなら誰もが一度は耳にしたことがあるグループにまで成長したと言えるのがStray Kidsだ。グループのクリエイティブ性や完成度の高いパフォーマンスで人気を勝ち取ってきている。数々の新人賞も受賞しており、その人気と高いスキルを証明しているグループだ。
iKONは複数のサバイバル番組を経て結成に至った、結成時点で能力が証明済みという名の知れたグループ。デビュー4年目の2018年にはMMA(Melon Music Awards:KakaoMとMBCプラスが主催する韓国の音楽授賞式)でベストソング賞を受賞するなど輝かしい経歴を持つ。ヒップホップ感の強いこのグループが、持ち味を生かしてどう戦っていくのかも見どころだ。
ATEEZはこの中でも一番若いグループ。しかしながらそれぞれのメンバーの持つ個性と豊かな表現力、ひとりひとりの武器をふんだんに使ったステージを見せてくれている。マンネ(末っ子)グループとして奮闘している姿には、初めて彼らを目にする人でも応援したくなるような魅力を感じる。
そしてSF9。俳優業など比較的個人の活動が多いグループではあるが、番組内ではあっと驚くほどのチームワークを披露。ビジュアル面では特に目を引くグループではないだろうか。プロポーションの良さと顔の強さで、画面越しでも圧倒される。SF9のグループとしての地名度は他のグループと比較すると低いかもしれないが、これを機に多くの人の目に留まること間違いなしだ。