荒川良々の“ひとり飲み”動画はなぜグッとくる? コロナ禍で小さな飲食店を訪ねる芸能人たち
たとえば、とんねるずの石橋貴明によるYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」の名物企画「東京アラートラン」も、その一つと言える。毎回、コロナ禍で苦しむ個人経営店へ足を運び、おすすめメニューを「絶品」から「最悪」までの4段階で品評する同企画。チャンネル登録者数163万人(5月18日現在)を誇る「貴ちゃんねるず」の宣言効果は抜群で、実際に、取り上げられたことで繁盛店となった店舗もあるようだ。
また、ニューヨークの嶋佐和也や鬼越えトマホークの坂井良多、空気階段の鈴木もぐらなど“高円寺在住芸人”が中心となって運営するYouTubeチャンネル「高円寺チャンネル」でも、街ブラロケチックに、地域の飲食店を多数紹介している。
緊急事態宣言により東京をはじめとした一部都道府県では現在、営業時間の短縮、酒類提供の終日禁止が要請されている。相変わらず苦境が続く個人経営の飲食店だが、こうしたタレントたちの活動が一筋の光となることを願ってやまない。