ソニー発の「ロボット玩具」でゲームのプログラミングをしてみた
「クレーンゲーム」も作れる
もうひとつ、「クレーンゲーム」も試してみた。キューブにレゴブロックで作った「アーム」を取り付け、2つのキューブで挟むように動かしてお菓子を取るものだ。
キューブをマットの指定位置に置くと音楽が流れてキューブが動き出し、矢印ボタンを操作してお菓子をつかむことができる。ゲームとして純粋におもしろく、大人でも十分に楽しめるクオリティだ。
プログラムの中身を見ると、2つのキューブや矢印ボタンなどに対して、それぞれプログラムが用意されていることがわかる。
画面右下の「左キューブ」「右キューブ」「左いどう」などのアイコンから、“どの動きについてのプログラムなのか”を選ぶと、その部分に使われているプログラムを見ることができる。
たとえば上の画面で表示されているのは、ゲーム中に「左いどう」の矢印ボタンを押したときの動きを決めるためのプログラムだ。
一見、複雑に思える動きも、それぞれのプログラムを個別に見ていくことで、仕組みを理解できるようになる。
プログラミングの基礎を学べるコンテンツも
慣れてきたら、自分でゼロからゲームを作ることも可能。また、プログラミングの基本的な知識や考え方を段階的に身につけられるレッスン的なコンテンツも用意されている。
お手本のゲームで遊びながら仕組みを理解するところからスタートし、改造に挑戦したり、知識を学んだりと、楽しみながら段階的にプログラミングの基本を身につけられる点が魅力のアプリだ。
■酒井麻里子
ITライター。スマホ、PC、ガジェットなどの製品レビューや、アプリ・サービスの解説記事を執筆。Twitterでは、デジタル関連の気になる話題や、ちょっと役立つ小ネタを発信
<Source>
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