『テトリス』で新たな裏技生み出したプレイヤーが世界記録を更新

 NES版『テトリス』で新技「ローリング」を披露したプレイヤーが、世界記録を樹立した。

 ブロックゲーマーのCheez氏が発明したこの新技は、十字キーを押しながら、コントローラーの背面を高速連打するというもの。一見奇妙な動きに見えるが、有効なテクニックだとして『テトリス』プレイヤーから注目を浴びている。

 この「ローリング」が生み出される前、NES版『テトリス』には「ハイパータッピング」と呼ばれるトッププレイヤーに必須のテクニックがあった。これは十字キーを高速タップすることで、通常では不可能な速さでテトリミノ(ブロック)を移動することができるというもの。

 2018年の『テトリス』の世界大会で、「ハイパータッピング」を駆使した若手プレイヤーが優勝したことで広く知られるようになり、今では多くのトッププレイヤーがこの技を利用している。ただし習得は容易でなく、筋肉や指への負担が大きく、負傷する可能性もあるとされている。

 対して「ローリング」はまだ広く利用されているわけではないものの、怪我のリスクがない有効手段として定着するかもしれない。技を習得したプレイヤーたちが叩き出す新記録に期待だ。

(画像=YouTubeより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://kotaku.com/nes-tetris-players-call-it-rolling-and-theyre-setting-1846767518

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