北米でカメラ付き「たまごっち」登場 写真の“色”が食材に変わる

 バンダイアメリカは4月21日、カメラ付きの新モデル「たまごっちピックス」を公開した。北米では、日本のように定期的な新モデルの投入がないため、“たまごっち復活”として話題になっている。

 「たまごっちピックス」では、育成に加え、キャラクターたちと写真を撮ることができる。撮影した写真はデバイスに保存され、日時を記録したフィードに表示される。

 さらに、料理にもカメラ機能が役に立つという。プレイヤーの周りにあるさまざまな色のものを写真に撮ることで、それらが料理用の食材として反映されるようだ。集めた食材は、キャラクターに与えることも、冷蔵庫に保存しておくこともできる。

 本モデルは、『ポケモン GO』のようなAR(拡張現実)の感覚に多少似ているものの、キャラクターが現実世界で動き回るのではなく、あくまで写真にキャラクターを貼り付けるスタイルだ。今後さらなる技術の進化が見られるかもしれない。

 バンダイアメリカは、「たまごっちピックス」を一種のオンラインソーシャルメディアとしているものの、Wi-Fi接続はできない仕様となっている。写真の共有は、“たまコード”と呼ばれるQRコードを読み取って行うようだ。8月にスタートするtamagotchi.comでプレイしたユーザーには、ゲーム内アイテムをゲットできる“たまコード”を付与する予定だという。

 過去には、「たまごっちみーつ」の海外版「たまごっちオン」のように、 Bluetoothを使用して他のデバイスに接続することができるものもあった。

 米メディア『CNN』によれば、2019年に北米で「たまごっちオン」が発売された際、バンダイアメリカのシニアディレクター、タラ・バディ氏は、「売上高は予想を上回っている」と述べており、「今後数年間、北米に新しいアイテムを継続的に導入する計画がある」としていた。今回の「ピックス」もそのうちの1つだろう。

 初代モデル発売から約25年間で、世界で8200万個以上を売り上げた「たまごっち」シリーズ。その復活を喜ぶ声を見る限り、子どもたちだけでなく、大人をも魅了しているようだ。

(画像=BANDAIより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.bandai.com/bandai-america-launches-tamagotchi-pix/
https://www.polygon.com/22394869/new-tamagotchi-pix-bandai-namco-2021
https://edition.cnn.com/2021/04/21/tech/tamagotchi-pix/index.html