千原ジュニアの旧車、中田敦彦の『エヴァ』……番組を補完する“アフター・アメトーーク!”な動画が面白い

 『アメトーーク!』(テレビ朝日系)といえば、人気芸人が様々な趣味、特技、コンプレックスなど「くくり」に基づいたトークをすることでお馴染み。コアな内容で多くのファンを抱えるが、ひな壇形式による番組の性質上、限られた尺の中で一人ひとりがすべてを出し尽くすことはなかなか難しい。しかし、YouTubeでなら、放送時間に入りきらなかった未公開の映像、トークを好きなだけ披露できる。

 なかでも、「バイク芸人」と「旧車芸人」たちのYouTube活動は活発だ。

 「旧車芸人」の筆頭株は千原ジュニア。これまでに前回の東京五輪時に発売された日産の「プリンス グロリア スーパー6 1964年式」と、後輩芸人たちとのキャンプ用に購入した「フォード エコノライン1965年製」、そして、「フィアット チンクエチェント1971年式」とすべての旧車コレクションを、自身のチャンネルで披露している。

ジュニアの愛車紹介!〜フィアット チンクエチェント1971年式〜

 また、テンダラーの浜本広晃は、同じ旧車芸人のジャルジャルの後藤淳平とともに、劇場出番の合間に旧車販売店へ訪れる動画を公開した。後藤は、「ルノー5(サンク)」を見つけると「うわ!ヤバ!サンクや」と大興奮。実際に運転席に乗り込み「シートが最高なんですよ。この年代のフランス車のシートは柔らかいけど奥のほうは固いんです」と解説するなど、造詣の深さをうかがわせた。

 「バイク芸人」だとヒロミが特に多くのコレクションを所有しており、2月14日公開の動画では、30年近く乗り続けている「KAWASAKI 900 Super4」をはじめ、自宅ガレージに保管する豊富なコレクションの全貌を明らかにした。加えて、ハーレー乗りのバイク芸人として知られるスピードワゴン・井戸田潤も、積極的に愛する単車をYouTubeの企画に活用。ビビットなピンク色に塗装した愛車「ハーレーダビッドソンFXDローライダー」でツーリングする姿を、何度も動画で披露している。

 こうしたアウトドアな「くくり」だけでなく、インドアなくくりもしっかりと動画映えする。たとえば、「スニーカー芸人」のシソンヌ・長谷川忍やマテンロウ・アントニーは、自身のチャンネルでコレクションの一端を披露している。

 とりわけアントニーは、自宅にスニーカーを飾るためのラックを作るほどのマニア。「【ランキング】スニーカー大好き芸人アントニーが選ぶBEST3スニーカー」「【2020ベストスニーカー】購入したスニーカーで1番好きなのは?!」「【ヘビロテ】お気に入りスニーカー!最近こればっかり履いてます!」など数々の動画で、愛用のスニーカー、おすすめのスニーカーを紹介している。

 さらに、今では教育系YouTuberとしてのイメージが強いオリエンタルラジオ・中田敦彦も、もともとは『アメトーーク!』のエヴァンゲリオン芸人で大立ち回りを演じていたことも記憶にとどめておきたい。