金爆・鬼龍院翔、ビブラート習得のコツは「GACKTさんを歌うこと」 全国のJOYSOUNDにヒトカラの様子を届ける

「カラオケって楽しい! を思い出してもらいたい」

やまだひさし(左)と鬼龍院翔(右)。(撮影=中野亜沙子)

 今回のイベントに参加するにあたって鬼龍院は「配信ライブのプラットフォームのひとつとして、カラオケボックスでもできるんだよ、と他のミュージシャンの方にも認識してもらえると嬉しいな」と呼びかけた。

 「女々しくて」がカラオケの定番として愛されている背景もあり、全国でカラオケボックスが潰れていると聞いて、なにか力になりたいと思ったという鬼龍院。「カラオケで歌ってもらえるのはミュージシャンの喜びなんです」と語った。

鬼龍院翔(撮影=中野亜沙子)

 そのほかカラオケの思い出としては、「まだ駆け出しの頃に地方でイベントをするときに化粧をする場所がなく、楽屋として使っていました。他のメンバーが化粧してるときに無駄に歌ったりして」と当時を振り返った。そんな恩も思い出もあるカラオケボックスが、コロナ禍で無くなってしまうのがイヤだ、ということが今回の参加の理由なのだそう。

 また、春ということで卒業と新生活にぴったりの歌についても言及。卒業ソングとしてはGLAYの「卒業まで、あと少し」が切ない描写で好きなのだそう。加えて新生活にオススメのアーティストは「中島みゆき」や「GLAY」と答えた。故郷を離れて夢を追いかけている主人公が出てくる曲が多く、自分への応援になるようだ。

 今回の『ヒトカラフェス』はJOYSOUNDの「みるハコ」というサービスのひとつとして開催された。今回のようなライブビューイングのほかにも、アーティストのミュージックビデオや、アニメ・お笑いのコンテンツも楽しめる。不特定多数の人が集まるライブの開催が厳しい状況でも、1人や少人数で一体感を楽しめるこのようなサービスは今後も活用されそうだ。

■中野亜沙子
東京都目黒区出身のフリーライター。「若者が自ら考え行動し、自立するきっかけをつくる」をテーマに執筆する。お笑いとゲームとYouTubeが好き。心理カウンセラーの資格取得を目指し勉強中。

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