チョコプラ「悪い顔選手権」に人気タレント続々参戦 テレビとYouTubeの壁を破る旋風はなぜ起きた?
チョコレートプラネットのYouTubeチャンネルから誕生した企画「悪い顔選手権」の勢いが止まらない。
「悪い顔選手権」は、報道番組などでよく流れる容疑者逮捕時のニュース映像にインスパイアを受けて誕生した企画。チョコプラの長田庄平と松尾駿が、万が一逮捕されるようなことになった場合、どちらが「悪い顔」をできるか競い合うという趣旨のもと始まった。
事前収録したお互いが“悪い顔”に挑戦した映像を見ながらチョコプラの2人が「これは金塊強盗」「銅線盗んでる系にも見える」といったようにあれこれと寸評。ある程度、意見がまとまったところで、その映像に「窃盗の疑い 松尾駿容疑者(38)」などとテロップを付けるというのが一連の流れとなる。
昨年11月16日に第1弾が公開されるや否や大反響を呼び、現在再生回数は590万回。続く第2弾として1月25日に公開された、お笑いコンビ・インポッシブルが同企画に挑戦する動画も、364万回再生と好評を博していた(再生数はいずれも3月22日時点)。
本企画は有名タレントや業界関係者からも熱視線を浴びたようで、その結果、多彩なコラボ動画がここ1週間ほどで立て続けに投稿された。
まず3月15日には、GENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太と関口メンディーが“悪い顔”に挑む動画が公開。このコラボは、チョコプラのファンである中務からの「やりたいです」というDMによって実現したとのことだ。
次に3月18日には、古舘伊知郎が参戦。古舘サイドのスタッフからの逆オファーによって半ば強引に挑戦することになった古舘だが、チョコプラの2人が揃って「悪っ!」と声を上げるほどの強烈な悪相を披露した。それに加え古舘は、元『報道ステーション』メインキャスターとして、自分の逮捕映像を即興でニュース番組風に解説するという離れ業をやってのけ、長田からは「毎回いてほしい」、松尾からは「悪い顔選手権の完成形を見た」と絶賛されていた。
その2日後の3月20日には、純烈が登場。メンバー4人がそれぞれ容疑者を演じたほか、純烈のマネージャーがメンバーよりもインパクトのある悪人面を見せつけて、チョコプラ2人の度肝を抜いた。これら3本の動画はいずれも100万再生オーバー。いかに「悪い顔選手権」が人気であるか、うかがい知れる結果となった。