「ゲーミング〇〇」が約1680万色になった理由は?  yunocyが『Razer』を直撃!

「ゲーミング〇〇」が約1680万色になった理由は?  yunocyが『Razer』を直撃!

 ゲームストリーマーのyunocyが、自身のゲーム部屋・配信部屋をアップデートすべく、ゲーマーの部屋やゲーム製品を作るメーカー、ときには大会の裏側やゲーム会社に潜入する連載「yunocy room」がスタート。第一回は、先日彼女とのパートナーシップ締結を発表した、世界的ゲーミングデバイスメーカー・Razerを訪問。同メーカーのコンセプトや「ゲーミング〇〇」の誕生秘話、世界で開発している製品や、アパレルへ進出する理由などについて、たっぷりと話を聞いた。(編集部)

【記事の最後に、yunocyのサイン入りチェキプレゼントあり】

「ゲーミング〇〇」がカラフルになったのは“大会でデバイスを識別するため”

Razer Inc. リージョナルセールスマネージャーのビリー・メイ氏(左)とyunocy(右)
Razer Inc. リージョナルセールスマネージャーのビリー・メイ氏(左)とyunocy(右)

ーー連載第一回は、先日yunocyさんとのパートナーシップ締結を発表したRazerさんにお邪魔しています。yunocyさんにはRazer Inc.のリージョナルセールスマネージャー、ビリー・メイさんに遠慮なく質問をぶつけてもらえればと思います。

yunocy:まずは『Razer』というブランドについて、あらためて説明していただきたいです!

ビリー:『Razer』は2005年に設立された会社で、本社はシンガポールと米国のカリフォルニア州の2ヶ所にあります。「For Gamers. By Gamers.(ゲーマーの為にゲーマーが作る)」のスローガンの元、ゲーマーの視点で、ゲーマーに向き合った製品作りをしています。

yunocy:商品やプロモーション方法など、変化した部分はありますか?

ビリー:創業初期はまず、マウスからスタートし、そのあとキーボードやヘッドセットを作りました。昔はパソコン周辺機器が中心だったのですが、最近はノートPCやモバイル系の製品も増えています。『Razer』はライフスタイルカンパニーを謳っているので、ゲーミング製品だけでなく、普段の生活にも取り入れていただけるような製品を作っています。

yunocy:生活に取り入れるようなものといえば、私もパーカーなどのアパレルグッズは普段から使わせていただいています。あと『Razer』のリュックは、ゲーミングデバイスがちゃんと入るように設計されているから好きです。イベントとか大会のときにすごく重宝しますし、普段使いにもちょうどいいサイズなんですよ。製品作りの際に意識されていますか?

ビリー:ライトゲーマーに加えて、「ゲームはしないけど実況は見る」という人も増えましたね。そういった方に対して、普段ゲームをしないときでも使えるワイヤレスイヤホンなど、「『Razer』かっこいいな」と思ってもらえるような製品作りを意識しています。

yunocy:ゲーマーじゃなくても使いたくなるって大事ですよね。どれくらいの世代の方が多いんですか?

ビリー:周辺機器やアパレル系だと、小学生から大人まで、年齢を問わず幅広い方が購入してくださっています。ノートパソコンですと、20代から上の方が多いですね。。

yunocy:『Razer』といえば、バックライトキーボードなど、光るアイテムのイメージが強いですが、このアイデアはどのように生まれたんですか?

ビリー:ゲーム大会では、選手は暗い中で利用されることが多いんです。その中で自分のデバイスを識別するために光らせたのがきっかけでした。当時はあまりかっこいいデバイスがなくて、光ることで見た目にもかっこよく、実用性もあって評判が良かったでんです。ゲームって没入感が大事なので、シチュエーションに光を連携させるなど、非常に力を入れています。“ゲーミング〇〇”といえば「カラフルに光る」というパブリックイメージがありますよね。これは弊社が2014年頃に発売した「Razer Chroma」の影響が大きいんです。

yunocy:そうなんだ! 知らなかったです。『Razer』製品はデザイン性も高いですよね。商品を開発するとき、どのように求められている商品を調べているんですか?

ビリー:『Razer』では、ソフトウェアでユーザー情報や使われ方のデータを収集していて、それを次の新製品の開発に反映しています。あとはコミュニティーを形成して、会話をしながらプロトタイプを試したり。『Razer』を使ってくださるユーザーの声をいち早くキャッチするよう心がけています。

ーー緑と黒のカラーイメージも印象的ですけど、これも当初からのこだわりですか?

ビリー:ロゴはずっと緑ですが、昔の製品は青とか、いろんな色がありました。途中から企業カラーの緑に寄せていきましたね。

yunocy:アパレルもその配色のイメージが強いですし、気付いたら黒と緑のものに手が伸びています(笑)。友達にそれ『Razer』カラーだねってよく言われますね。

ーー製品のスペック面ではいかがですか?

ビリー:先日発売したマウス「Viper 8K Hz」もそうですが、常に最先端の技術を取り入れて、他社がまだ出していないものを1番早く出すようにしています。

yunocy:すごいスピードで新製品が出てきますよね。どれくらいの頻度で作ってるんですか?

ビリー:今までは大きな製品だと3ヶ月に1回くらいでしたが、最近では1、2ヶ月に1回ですかね。この1〜2年くらいはサイクルが加速しています。自分でもびっくりです(笑)。

yunocy:日本でもたくさん出てるのに、シンガポールではまた違った製品が売られていますよね。SNSを見てると、また知らないアイテムが出てる!って驚きます。ビリーさんがいまオススメする商品はどれですか?

ビリー:マウスだと、有線でしたら「Viper 8K Hz」がおすすめですね。ポーリングレートが1番高いため、精度も上がってくるのがポイントです。軽いので使いやすいですよ。最近はワイヤレスが主流ですが、あえてこのタイミングで有線のマウスを出すことで、スペック面で一歩リードしたいです。

 ワイヤレスマウスなら「Viper Ultimate」ですね。軽くてハイスピードですし、『Razer』独自の技術で非常にロスが少なく、快適にご利用いただけます。あと充電トップが光るものもあって、置いてあるだけでも見た目がかっこいいと感じていただけると思います。

 キーボードでは「Huntsman」シリーズをおすすめします。オプティカルスイッチ(※)という、他社にない技術を採用していて耐久性にも優れています。クリック感の強いクリッキーオプティカルスイッチと、音が静かなリニアオプティカルスイッチの2種があり、好みに応じてお選びいただけます。サイズは、フルサイズ、テンキーレス、ミニの3種ですね。

(※)物理的接触が少なく、光で作動するスイッチ。キーを押すと、光が瞬時にスイッチシステムを通り抜け、キーが作動し対応する信号がパソコンに送られる。

yunocy:私のマウスは「Viper Ultimate」なんです。『Razer』のマウスって大きいものが多いイメージだったのですが、これは小さくて軽いので女性でも使いやすくて。他のゲーマーの方と話していても、『Razer』だったら「Viper Ultimate」が1番好き、という人が多いですね。

 キーボードは「Huntsman」のリニアを使っています。配信ではマイクを入れるので、音がカチカチ鳴らない静かな方が好きですね。テンキーレスで、スペースキーが小さいのも嬉しいです。手の置き方のせいなのか、間違って押しちゃうことが多くて(笑)。

 ゲーミングヘッドフォンだと、「BlackShark」が大好きです。フィット感があるのに締め付けがきつくないので、長時間の配信にいいですね。FPS/TPS系のタイトルだと、敵の足音も聞こえやすいです。上位モデルにはサウンドカードもついてますよ。

ビリー:新しく開発したドライバーを使っていて、今までより低音、高音がちゃんと出るようになりました。「敵がどこにいるのか、以前よりもはっきり聞こえるようになった」という声もいただいてますね。

yunocy:あと『Razer』はマイクがすごいです。私は光るやつを使ってるんですけど、Twitchと連動できて、マイクに絵文字とかを表示できるんですよ。誰かがフォローしてくれたりすると、ハートマーク出てきたり。配信映えしますし、「どこのマイクですか?」ってよく聞かれます。

ビリー:「Seiren Emote」ですね。これはストリーマーさんを意識して作っています。

ーー見てる方のアクションにデバイスが反応するなんておもしろいですね。

yunocy:ライトテープって日本では売ってないんですか?

ビリー:今は売ってないですね。ただ他社の製品のものでも、「Synapse(シナプス)」で操作できますよ。「Synapse」は機能ソフトウェアで、150社以上のメーカー様とアライアンスを組んでおりまして、提携社の対応製品であれば、「Synapse」で一括管理できます。部屋全体の光の設定も可能です。

yunocy:私は照明をつけすぎて、電気代が不安になってきます(笑)。電源コードも埋まりまくってますから。

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