Aぇ! group、ついにYouTubeへ登場! “ギャップ”が楽しい各メンバーの魅力を徹底解説

鋼のハートのギャグマシーンなのにインテリキャラ・福本大晴

 動画内で、ギャガーとして「いい挨拶はないか」と振られていた福本。「挨拶は内容よりリズム。いきます!」と、オリジナルの挨拶「右! 左! から、Aぇ! groupでーす」とためらうことなく披露してみせる。ところが、メンバーは「あ~……」とかもなく不可もなくなりアクション。しかしふくもとも、そこで終わることなく「全員、仕事放棄してる!」と明るい笑顔で切り返していく。福本のギャガーぶりは、仮にウケなくてももうひと押しで笑いが作れるところにある。言いっぱなしではないコミュニケーションから生まれる笑いは、頭の回転の速さゆえのもの。福本は、過去に半年ほど関西ジャニーズJr.の活動を休止して大学受験に挑み、国立大学に進学したと言われている。彼が出した企画も「メンズメイク」とYouTubeのトレンドを意識した、リサーチ力を感じさせるものだった。持ち前のハートの強さとキュートな笑顔、冷静な知力のバランスを武器に、YouTubeでもしっかりと爪痕を残してくれることだろう。

才能の塊でありながら努力家な顔も持つ最年少・佐野晶哉

 今回の動画内で、最もツッコミまくっていたのはグループの末っ子である佐野だ。最年少が萎縮せず年上メンバーをイジることができる雰囲気は、長年活躍しているアイドルグループには必須のように思える。Aぇ! groupにも、そのポイントは十分すぎるほど備わっている。冒頭の正門「ワァ~」イジりに始まり、福本が出した「メンズメイク」の企画を聞きながら末澤がヒゲの濃い正門を見ているのを「良くないと思って(笑)」と指摘するなど、そのとっさの対応力は、彼が小学生のころから劇団四季の大舞台に立ってきた経験もあるかもしれない。また小島名言をこまめにメモしているところからも、自身のポテンシャルの高さに慢心しない謙虚な姿勢を伺える。ちなみに、小島の名言メモは238個というから、そのコツコツとつけてきた努力の形跡に感服する。末っ子が抜群のセンスと努力を持つスターであることは、自然とグループ全体の刺激になる。歌、ダンスに留まらず楽曲制作にも意欲を見せており、今後の成長がますます楽しみだ。

 この6人であれば、永遠と話し続けられるのではないかというほど、盛り上がりを見せた企画会議動画。次回からはいよいよ企画動画がスタートする。今でもギャップ満載のAぇ! groupだが、今後さらに1人ひとりの個性と魅力が開花されて、さらに気持ちよく裏切られていく様子を、リアルタイムに見届ける3月を満喫したい。

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