ラランド「ララチューン」に垣間見る、ニシダとサーヤの“むきだしさ”を面白くする才能 

 お笑い芸人として活動しながら広告会社にも勤務しているサーヤと、「生い立ちの前半だけ見ると乃木坂46生田絵梨花とほとんど同じのニート」でおなじみのニシダからなる今大注目のコンビ・ラランドの公式YouTubeチャンネル「ララチューン」がアツい。登録者数も先日ついに大台の10万人を突破した。

ニシダLINE ID公開!ファンと生電話編【ララチューン開設生配信②】

 ララチューンの面白さはその「むきだしさ」にあると思う。フリーがゆえの選択肢の広さ、自由度の高さが魅力。著名人でありながら縛られるものがほぼないというのは物凄く強い。それを象徴するのが、「ニシダ」という男の特性を活かした企画。ニシダの魅力は良い意味で「失うものがない」ことから生まれる恐ろしいまでの鈍感力。躊躇なく生配信でリアルLINE IDを公開しファンと生電話をするなど、完全なる捨て身のスタイルがたまらなく面白い。「ニシダのロケ弁に上手に虫を隠したら気づかず食べるのか」という企画では、弁当の中に雑に忍ばせた大量の食用虫にさすがのニシダも途中で気づくのだが、「虫くせぇけどうめぇ」と平然となんの抵抗もなく食べ進めるニシダに、新たなリアクション芸の片鱗が見えた気がした。

【ナンパスタイルダンジョン】ラランド zoom生配信 ダイジェストver(さらば森田/オズワルド伊藤/赤もみじ村田)

 また、ララチューンの新たな代表動画となりそうなのが去年開催された「ナンパスタイルダンジョン」だ。

 「ギリイケそうなラインの女性」に扮したサーヤを芸人たちがナンパをし口説き落とすというもので、道端で声をかけ飲みに誘うところからスタートし、1軒目からホテルに誘い、最終的にホテルに連れ込めればクリア。優勝者には獲得賞金として「ラブホ1年分」がプレゼントされるという普通に最低で最高な企画だ。

 出場者はさらば青春の光・森田、オズワルド伊藤、赤もみじ村田の3名という絶妙なラインナップで企画のゲスさにさらなる拍車がかかっており、嘘と金でゴリ押しする森田、ひたすらガツガツ行く村田、「そういうテイ」にもかかわらずガチのテキーラをイッキ飲みする伊藤と、三者三様の話術を堪能できる(ちなみにアーカイブで残っているのが「ダイジェストver」。本編はとても残せない、犬も食わぬ地獄の会話が繰り広げられていた)。

 そしてこの企画において誰よりも才能を発揮していたのが、サーヤ演じるギャル&清楚系女性の「リアルさ」。視線・仕草・声のトーン、言葉遣い、その全てが趣旨のマジで「ギリイケそう」感を演出しており、この企画の完成度を何倍にも引き上げている。

 出場する芸人や、サーヤが演じる女性のタイプによって無限に面白くなる可能性を秘めた企画なので、第2回・第3回の開催が楽しみでならない。