ヒカルの愛車・マセラティが生み出す“2500万円”以上の価値 「勝手に売ってみた」動画に見る高級車の新たな活用法

 このように、自動車の運転がさほど好きではないヒカルのこと。愛車・マセラティをせっかく動画映えするビジュアルにカラーリングしたものの、塗装から1か月も動画に登場させていないところを見ると、きっと持て余しているのだろう。

 そんな中で、裏でどのような話し合いがされたか、されていないか定かではないが、親交の深いラファエルにレンタルするというのは、ラファエルにとっては視聴者からの注目を集められ、一方、ヒカルのファンからしたらなかなか動画に登場しないマセラティの活躍が見られるため、一石二鳥だ。また、今回の企画にヒカルは一切姿を現していない。その場にいなくても、ヒカルの分身のようなツートンカラーのマセラティが、プロモーションカーのように渋谷の路上とYouTube上で披露されるのだから、ヒカルにとってもメリットがないわけではない。

 最近ではイマイチ出動する機会の少なかったヒカルのマセラティ。この度のラファエルの動画をきっかけに、「親交のあるYouTuberにレンタルする」という方向性にシフトしていくかもしれない。いずれにしても、動画の主役、あるいは舞台装置として、そしてヒカルの存在を印象付ける広告塔として、すでに数々の動画に華を添えてきたマセラティは、購入価格である2500万円以上の価値を生んでいると言えるだろう。

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