格闘家YouTuberシーンで”シバターバブル”止まらず 煽りあいのプロレスで朝倉未来を超える存在感

 むろん、ほとんどのYouTube視聴者も格闘家YouTuberも、シバターの挑発がプロレス発言であり、前フリであることを理解している。きっと堀口とリングで向き合うことになれば朝倉兄弟との試合のように一撃でのされるだろうし、釣りへ出かければ代わりにシバターが海へ突き落されることだろう。

 新型コロナウイルス感染拡大が収束する気配が見られないなか、活動が制限され、生活に不安を抱えているのは格闘家も同じだ。そのなかで、YouTubeでの収益がセーフティネットになっている側面があり、シバターの活躍は、年末の格闘技シーンを盛り上げた以上の効果を生む可能性がある。もちろん、お騒がせなYouTuberであることは変わらないため、コラボには一定のリスクはあることには注意が必要だ。

 現状、堀口としてもこの挑発に乗ってしまったほうがオイシイと思うのだが、果たしてどんなアンサーを返すのか、それともスルーをするのか、いずれにしても注目だ。

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