ヒカルは常々、将来的にはYouTube以外の仕事にも熱を注いでいきたいと考えていたようで、「YouTubeと別の事業で関われるのが、面白そう。YouTubeでのコラボってよくあるじゃないですか。でも何か新しい事業をするというのはワクワクしますね」と語った。また、ヒカルが「逆に僕が仕掛ける側だとしても乗っかるんじゃないですか？」と問いかけると、朝倉は「そうですね」と認め、「似てるところがあるなとずっと思っていたんですよ」と告白している。たしかに、腹が据わっているところ、自分のフィールドだけでなく幅広い視野で物事を考えているところ、ビジネスに対して即断即決なところなど、ヒカルと朝倉には共通点は多い。

　ヒカルは425万人、朝倉未来は163万人のチャンネル登録者を抱え、連日YouTubeの「急上昇動画」ランキングを賑わせるなど、芸能人の進出も相次ぐプラットフォームのなかで、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いをキープしている。ビッグマウスもあって“アンチ”も少なくないが、一方で動画を見てみれば、周囲の人々を大切に扱い、社会貢献の意識が高いという、パグリックイメージからすると意外な面もあり、コメント欄はわりと和やかだ。

　水と油かと思いきや、意外にも好相性を示した両名。そんな2人によるプロジェクトが今後どのような展開を見せるのか期待していきたい。