『今日好き 星空編』第5話ーーるな&るか、はるとを巡るライバルが交わしたハグの意味は? 最終回目前に止まらない猛烈アタック

『今日好き 星空編』第5話レビュー

 また、れおんはまりあと2ショット。……をしたのだが、2人が隣同士で座った瞬間、まりあが当たり前のように“恋人繋ぎ”をしたかと思えば、「ずっと話したかった」と軽く体重を預けるまでの一連の動作も非常に早い。さらに、ライバルであるかこ(北村華子)が、自身よりも先に手繋ぎやハグをしていると聞くと、「妬くわ」「まりの方が長く繋ぎたい」と、もはやカップル状態な応酬を繰り返す。

 そこから、「まりの大事な体の一部やから」と、旅の初日で登場した、あのピンク色のおもちゃのマイクを懐から取り出し、れおんに託す。彼女なりの最大限のアピールなのだろう。最後まで技のダメ押しがすごい。ただ直前には、かこに対して2ショットの“後攻”を譲ってしまったほか、れおんが自分一人に決め切らない曖昧な態度も総じて、彼と別れた後、まりあの頬につーっと涙を伝わせていた。

 対して、かこはれおんを呼び出した際、昨日の2ショットについて「ぎゅーした時に安心感があって、バイバイするのが寂しかった」「好きだなって思った」と振り返る。初日こそ、まりあ優勢な戦局ではあったが、2日目にスパートを掛けて、見事にれおんの気になる相手に滑り込んだかこ。彼がようやく自身を気にかけてくれて「うれしかった」と語る。

 かこは、最後に「もし成立できたらぎゅーしたい。まだ自信とかないんだけど、それでも想い続けてこれたから……」と約束を交わし、「これ、バイバイした後に読んでほしい」と、小さな手紙をそれとなく手渡す。文字を通してのアプローチは、普段の何気ない会話以上にぐっと心を手繰り寄せることもあるはずだ。ここまで、まりあとかこの双方のキモチを真摯に受け入れ続けてきたれおん。彼の心を最後に動かすのはどちらなのだろうかーー。

 次回いよいよ最終回を迎える。はると、れおんを取り巻く三角関係の結果はどうなるのか。そして現段階で両想いの兆しを見せているよしきとこのんの恋の行方は……。最後まで予想がつかない展開にドキドキしながらラストを見届けたい。

■一条皓太
出版社に勤務する週末フリーライター。ポテンシャルと経歴だけは東京でも数少ないシティボーイ。声優さんの楽曲とヒップホップが好きです。Twitter:@kota_ichijo

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