LiSA、ドリカム、BIGBANG……ライブ映像がLINEプロフィールに設定できるアーティストまとめ

・サカナクション

 サカナクションはMVは非常に充実していたが、ライブ映像は昨年のSAKANAQUARIUMでの「モス」のみであった。しかし、写真のように山口一郎がガッツリ歌って盛り上がっている様子がちょうど切り取られていてカッコいい。魚民(ファンの名称)は、山口のインスタライブで、ライブ映像の追加をねだってみても良いかもしれない。

・Ben Folds Five

  予想外に選択肢が多かったのがBen Folds Five。40代、50代の洋楽ブーム世代には嬉しいのではないだろうか。有名曲「Philosophy」などから、「Steven's Last Night in Town」のライブ映像まであって驚いた。ライブ映像はなかったものの、Weezerも10数個ほどMVが配信されていたので、このジャンルが好きな人も是非、一度お気に入りのアーティストで検索してみてほしい。

・Prince

 不敵な眼差しでLet's Go CrazyしているPrinceを発見。Princeのライブ映像をLINEの『プロフィールMV』に設定していたら、周りから一目置かれるかもしれない。「Purple Rain」や「1999」はもちろん、多様な楽曲のライブ映像が豊富に取り揃えてある。

・Elvis Presley

 LINEのプロフィールがダンディーでいっぱいになるElvis Presley。ライブ映像が想像以上に配信されていたので、思わず設定しそうになった(筆者はBen Folds Fiveに設定している)。『プロフィールMV』は若い世代だけでなく、親世代や祖父・祖母の世代でも楽める機能である。

・Queen

 フレディがしっかり映った「We Are the Champions」のライブ映像の『プロフィールMV』。映画の影響で若い世代にもファンを獲得したQueenは、「I Was Born To Love You」や「Somebody To Love」などのライブ映像も配信されている。「Under Presure」は残念ながら未配信のようだ。

・RADWIMPS

 中には何故かライブMCの途中だけが切り取られた動画もあったのだが、「君と羊と青」はきちんと野田洋次郎が歌っている部分がピックアップされていた。RADはあまり映像自体が多くないが、J-ROCKでライブ映像を提供しているバンドはとても少ないので、『プロフィールMV』内では先駆者だ。

・Billy Joel

 Billy Joelも予想以上にライブ映像が配信されており、“好きなものを選べる”くらい豊富なので、Billy世代は要チェックだ。若き日のBillyが歌う「Piano Man」を背景に設定していたら、夜飲みが長い人かもしれない。それかハリウッドスターになりたいバーテンダーだろうか。

・BIGBANG

 日本語ver.のMVしかないBTSに比べて、BIGBANGはMVから東京ドーム公演の「FANTASTIC BABY」、各メンバーのソロライブ映像まで、非常に種類が豊富だ。今回紹介した中で最多の動画提供数を誇っており、ファンにとっては宝庫といえるだろう。ただし、曲の出だしから15秒の映像がほとんどなのが少し難点である。

 今回の機能で、実質自身のプロフィール画面にお気に入りのアーティストを最大2組紹介できるようになった。LINEとLINE MUSIC、テンセントとWeChatのように、大手SNSを運営している会社が音楽ストリーミングサービスを展開することの利点の一つは、自社のSNSとの提携を上手く活用することで、相乗効果が図れるということだろう。ファンも、アーティストに対して、「あなたのライブ映像を『プロフィールMV』に設定したい」と呼びかければ、これから『プロフィールMV』の可能性も広がっていくかもしれない。

(写真は参考文献:「LINEのプロフィールにミュージックビデオを設定できる 「プロフィールMV」機能ができました📱」より引用)

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