『俺の屍を越えてゆけ』はなぜ神ゲーなのか? オンラインゲームとしてのリメイクを夢想する
次にオンライン要素の活用だ。
オンラインの追加によって一族の子供を他所の家(プレイヤー)に里子に出したり、結婚によって親戚関係になれたら一族史は相当に面白いことになるだろう。
またレイドボス戦などあれば、〇〇家と〇〇家が親戚関係になって共闘!というのも燃える展開である。
この要素があればゲーム系YouTuberは飛びつくだろうし、コラボ実況が盛り上がるのは間違いない。
既にYouTubeには俺屍の実況動画が数多く上がっており、それなりに再生数も伸びているからこの未来図は決して根拠がないとは言い切れないハズだ。
また『DEATH STRANDING』のようにゆるいオンライン要素を取り入れることで、ダンジョンに立札を立てたりアイテムを設置したりして、常に一緒にプレイしている誰かがいるという空気感も作ってほしい。
そして最後が画質の向上とロード時間の軽減である。どちらもPS1当時は全く問題がなかったのだが、今だとサクサク遊べないと厳しいし、画素数の問題で全画面表示ができないのは論外である。大画面に耐えられるグラフィックが必要だ。
以上が「ぼくのかんがえたさいきょうの俺屍りめいく」である。
リアルタイムで遊んだプレイヤーの中には結婚して子供がいる人も少なくないだろう。リアルに一族史を紡いでいる真っ最中というわけだ。
そういった人は今一度、俺屍で遊ぶと印象が違ってくるのではないだろうか。
俺屍リメイク……来てくれ!
■レトロ
昭和の全方位型オタク。最近はサウナがマイブーム。ビジネス系からサブカル系まで幅広くウェブ関係の仕事をカバー。ライター兼YouTuber兼Web制作者で仕事も全方位型 。Twitter/YouTube