『アサシン クリード ヴァルハラ』『The Falconeer』『Enlisted』……Xbox Series X/Sのローンチタイトルを解説

 2020年11月10日、Microsoftは「Xbox Series X」及び「Xbox Series S」をリリースした。いよいよ次世代ハードが発売したが、現時点でどのようなラインナップが遊べるのか気になっている方も多いだろう。今回は「Xbox Series X」及び「Xbox Series S」のローンチタイトルを解説していく。

注目の完全新作

1.アサシン クリード ヴァルハラ

 『アサシン クリード ヴァルハラ』は、UBIソフトが手掛けるオープンワールドアクションゲーム『アサシン クリード』シリーズの最新作だ。本シリーズは史実に基づいたストーリーとリアルに再現された街並み、スタイリッシュなアクションで多くのファンを魅了してきたオープンワールドゲームの金字塔だ。かつては暗殺の要素に力を入れたステルスアクションゲームだったが、『オリジン』以降はアクションRPGの要素を強めた方向性へとシフトチェンジしている。ヴァイキングが活躍した9世紀ヨーロッパを舞台とした「ヴァルハラ」も、アクションRPGの要素が強い作品になっている。

2.The Falconeer

 『The Falconeer』は、巨大なファルコンの背に乗って世界を飛び回るオープンワールドアクションゲームだ。こちらは既存IPの新作ではなく、完全新規タイトルとなる。『The Falconeer』では広大な海と無数の岩礁からなる幻想的な世界を旅しながら、さまざまなクエストを請け負うことになる。また、科学技術で世界を支配しようとする敵対勢力「マンサー」も存在し、飛行船や凶悪なクリーチャーとのドッグファイトも展開されるようだ。柔らかなタッチのグラフィックや空にフォーカスした幻想的なフィールドは、フォトリアルなゲームに疲れてしまった人にも刺さりそうだ。

3.Enlisted

 『Enlisted』はGaijin Entertainmentが手掛ける「第二次世界大戦MMOシューター」だ。本作は既存IPの新作ではなく、完全新規タイトルとなる。『Enlisted』では第二次世界大戦におけるヨーロッパを舞台に、最大16人までの対戦・協力プレイを楽しめる。本作の特徴は、プレイヤーが4人~7人で構成される分隊を結成し、操作するキャラクターを切り替えながら戦う点だろう。現時点でプレイできるのはクローズドβ版だが、MMOに興味がある人はぜひプレイしてみてほしい。

4.ウォッチドッグス レギオン

 『ウォッチドッグス レギオン』は、オープンワールド型クライムアクションゲーム『ウォッチドッグス』シリーズの最新作としてリリースされた。本シリーズは現代社会を舞台に、スマートフォンや乗り物、設備といったさまざまな電子機器にハッキングを行えることが特徴だ。自由度も高く、殺人や窃盗、ドローンの操作など最新作となる『レギオン』では、マップに存在するほぼすべてのNPCが名前やスキルを持っており、プレアイブルキャラクターとして雇用できる。また、特定の主人公もいないため、プレイヤーによって全く異なるチームを作り上げることも可能だ。

5.DiRT 5

 Codemastersによるレースゲーム『DiRT』シリーズの最新作が『DiRT 5』だ。『DiRT』シリーズはオフロード上のレースがテーマとなっており、他のレースゲームとは一線を画す体験を味わえる。また、レース中に跳ねる泥やタイヤのスピンといった細部までリアルに描いたグラフィックも特徴的だ。最新作である『DiRT 5』では、ニューヨークの凍った河川の上を走るアイスレースからジャングルのぬかるんだ道まで70種以上の個性的なコースが用意されている。

 

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