『ヒプノシスマイク ~Division Variety Battle@ABEMA~』 ヨコハマ&ナゴヤに聞く、“バラエティ番組”への姿勢と『ヒプマイ』の今後
『ヒプマイ』への期待、ファンへの思い
ーー 2020年は『ヒプバラ』だけでなく、10月からTVアニメ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima(以下、ヒプアニ)』や公式YouTubeチャンネルで新番組『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- HPNM(ヒプナマ) Hangout!』の放送が開始。アプリゲーム『ヒプノシスマイク- -Alternative Rap Battle(以下、ARB)』には、ついにオオサカ・ディビジョンとナゴヤ・ディビジョンが追加されるなど、コンテンツの供給が尽きません。みなさんは『ヒプノシスマイク』というプロジェクトの今後に対し、どのような期待や展望を持たれていますか?
浅沼:このご時世なので、お客さまと僕たちが直接お会いできるようなイベントやライブができないからこそ、お家で楽しめるようなコンテンツを『ヒプマイ』はいっぱい発信しています。
今はそういったコンテンツを楽しんでいただきながら、僕たちにぶつけるパワーを温存していただく。そして、いざライブやイベントができるとなったとき、足を運んでいただいて、大いに盛り上がってほしい。それが今一番望んでいることですね。
神尾:『ヒプバラ』や『ヒプアニ』が始まって、多くの人が『ヒプマイ』に触れていただけると思います。知名度がアップしていくことで、『ヒプマイ』を好きでいてくれた方はもちろん、これまで『ヒプマイ』を知らなかった新たなファンの方も増える。そうやって枝葉が広がっていくことで『ヒプノシスマイク』そのものが一つの文化として成熟して、歴史が形成されていく感じがカッコいいと思っています。今後もそういう風に続いていけたらいいなと期待しています。
駒田:『ヒプノシスマイク』はいろいろなことがとんとん拍子に進んでいってくれたと思うんです。CDという耳で楽しめることに特化したコンテンツから始まったからこそ、イベントやライブが難しいこのご時世でも不利に感じずにいられたのは、不幸中の幸いだなと。イベントやライブ以外でもさまざまなコンテンツが生まれていくから、その分僕らも貢献していかなければと感じています。
『ヒプアニ』では用意していただいた新しい楽曲から刺激をもらえて、『ヒプバラ』ではパンサーさんのように一流の芸人さんたちにMCをしていただいたことで、これまで経験してこなかったことを試させてもらっている。経験値を足させてもらっている感覚があります。個人的には今後の展望はまだ分からないのですが、『ヒプマイ』でのこれまでの経験を踏まえて2021年もまた新しいことが始まるんだろうなと。何の確信もないのに、そんなことを期待している自分がいます。
葉山:つい先日『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage -track.3-』を見に行かせていただいて、そこで生だからこその興奮や高ぶり、楽しさを感じました。
いま、世の中がこういう状況ですけど、いつか必ずみなさんの前でみなさんと一緒に楽しめる場所を、僕たちもつくれるだろうと期待しています。ファンのみなさんも期待していると思いますし、僕自身も期待して高ぶっている気持ちがあるので(笑)、この気持ちをお互いにぶつけられる機会が早くできたらいいなという願いがあります。
竹内:後から入ったナゴヤ、オオサカは、『ARB』などのコンテンツでも後から追加されるため、ハードルが上がると感じることもあって。ハードルに対してどうにかチームの力を合わせて乗り越えていかないと思っています。
僕ら自身、お客さんを目の前にしてのライブやイベントの経験をしていないので、ナゴヤとオオサカ以外のみなさんが経験してきた4thライブ(2019年9月7日、8日に大阪城ホールで開催されたライブ)までの熱量をまずは一度肌で感じたい。そしたら、もっとこういう展開をしていけたらいいなと今後のことが見えてくると思うので。早くお客さんたちの前で僕たちを見てもらえるようになればいいなと今は思っています。
榊原:とにかく、ライブに参加したい……!『ヒプノシスマイク』というコンテンツに参加する前から、なんてすごい勢いで拡大していくんだ! 突き進んでいくんだ! と思って見ていました。そして、僕自身も巻き込んでいただけて、一緒に盛り上げる機会をいただけた。一緒に盛り上げていくために何かしたい、という今の気持ちをぶつけられるのはライブやイベントだと思うので、早くできたらいいなと思っています。無事に今の状況が収束したとき、リアルでできなかった期間に溜めていたエネルギーを全てぶつけていきたいです。