iPhone 12シリーズ4モデルのうち、どれを買うべき? 海外メディアが徹底比較

 Appleは史上初めて、4モデルの新型iPhoneを同時ローンチした。機種の数が増えた分だけiPhone 12シリーズのなかでそれぞれの機能も近いものになり、どれを購入すべきか消費者が決めるのも以前より難しくなってきた。そこで海外メディアの意見を参考にしながら検討してみたい。

1番の売れ筋は「iPhone 12」と予想

 YouTubeチャンネル『EverythingApplePro』は動画で詳しく比較している。

 「iPhone 12 mini」74,800円 (税別)、「iPhone 12」85,800円 (税別)、「iPhone 12 Pro」106,800円 (税別)、「iPhone 12 Pro Max」117,800円 (税別)という順で価格が高くなり、グレードも高くなる。

 各モデルのストレージは「iPhone 12 mini」と「iPhone 12」が64GB~256GB、「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」が128GB~512GBだ。いずれも最新のA14 Bionicチップ、5Gを搭載している。

 超初心者で、深く考えずに売れ筋なものをぱっと買いたい人には「iPhone 12」がおすすめだ。Appleは「iPhone 12」が一番たくさん、その次に「iPhone 12 mini」が売れると予想していると『MacRumors』が伝えている(参考:https://www.macrumors.com/guide/iphone-12-size-comparison/)。

「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」は似ているがカメラに大きな差

 「iPhone 12」に一番近いのが「iPhone 12 Pro」だと『9to5Mac』は報じている(参考:https://9to5mac.com/2020/10/15/iphone-12-vs-iphone-12-pro/)。

 両方とも6.1インチのOLEDディスプレイ「Super Retina XDR」を採用している。輝度は「iPhone 12」の625ニトに対して「iPhone 12 Pro」は800ニトと明るい。

 ボディの素材は、「iPhone 12」がアルミニウムで「iPhone 12 Pro」がステンレススチールだ。

 カメラは、差がついた。「iPhone 12」はデュアル12MPカメラシステム(超広角:ƒ/2.4絞り値、広角:ƒ/1.6絞り値)、2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズームだ。

 「iPhone 12 Pro」はPro 12MPカメラシステム(超広角:ƒ/2.4絞り値、広角:ƒ/1.6絞り値、望遠:ƒ/2.0絞り値)、2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ、最大10倍のデジタルズームだ。AR時代に便利なLiDARスキャナも搭載している。

「iPhone 12 Pro Max」はカメラがさらに向上、ディスプレイ最大、バッテリー最長

 『MacRumors』は「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」を徹底比較している(参考:https://www.macrumors.com/guide/iphone-12-pro-vs-iphone-12-pro-max/)。

 「iPhone 12 Pro Max」では、カメラ・テクノロジーはさらに上を行く。またディスプレイのサイズが6.7インチと一回り大きい。その分、バッテリーも大きく持続時間が長い。カメラ、サイズ、バッテリーにこだわる人には、「iPhone 12 Pro Max」がおすすめだ。

 ハイエンドモデルの「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」は、ディスプレイのサイズとカメラテクノロジーに顕著な違いがある。「iPhone 12 Pro Max」のディスプレイは6.7インチと一回り大きい。その分、バッテリーも大きく持続時間が長い。

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