iPhone 12シリーズ、予約開始も需要に追いつかず……コロナ禍でAppleはパニックに?

 Appleは、コロナ禍の影響でiPhone 12シリーズ生産に遅れが出ており、4機種を2段階でリリースすることを発表した。しかし発売時期を分散したにもかかわらず、早くも間に合わない状態に陥っていることが明らかになった。

予約開始も即日完売、Apple Online Storeがダウン

 第一段として、10月16日に6.1インチの「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」の予約が開始した。しかし、iPhone製造拠点となっている台湾からの報道によると、台湾の分は、わずか45分で完売してしまったという。

 また同日、Apple Online Storeにはアクセスが集中したと思われ、サイトが一時ダウンしたことがアメリカで確認されたと『MacRumors』は報じている(参考:https://www.macrumors.com/2020/10/16/apple-online-store-down-iphone-12-pre-orders/)。

一部の配送が11月にずれ込み

 最初の予約分は、10月23日発売とされているが、一部は配送が11月にずれ込むと『9to5Mac』は伝えている(参考:https://9to5mac.com/2020/10/17/iphone-12-shipping-times/)。

 例えば「iPhone 12 ProのSIMフリー・パシフィックブルー・128GBバージョン」を予約した場合、11月6~11日の配送が見込まれているという。予定通り10月23日の発売日に配達されるものもあるが、在庫は急速に減っているという。

 5.4インチの「iPhone 12 mini」と6.7インチの「iPhone 12 Pro Max」は、11月6日に予約開始し、11月13日に発売を予定している。しかし第一弾がこの様子だと、同様に混乱が生じる可能性が考えられる。

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